「より大いなる神の栄光のために」。これは1540年創立のカトリック修道会・イエズス会のモットーであり、栄光学園の校名の由来になったことばです。1947（昭和22）年の設立以来、キリスト教的価値観に基づく全人教育を行う栄光学園の基本理念は、生徒一人ひとりの能力を十全に伸ばすことにあります。そのための教育プログラム、学校行事、海外研修などは、豊かな学習体験を通して個々の能力を伸ばし、世界の平和と人々のために働く人をめざす道筋でもあります。この4月に校長に就任された柳下修先生に、同校の教育理念と教育内容について伺いました。

聞き手：サピックス 教育情報センター所長 神田 正樹・サピックス小学部 教務本部 遠藤 元

• １．「平和をめざす学園」として誕生 伝統を守りながら時代と共に歩む
• ２．生徒数は1学年180人 一人ひとりを大切にする教育
• ３．イエズス会のネットワークを生かし 世界に視野を広げる取り組みが充実
• ４．宗教行事への参加は自由 大切なのは精神性を理解すること
• ５．新しい学校をつくるのは生徒 その意識を持って来てほしい

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