さぴあインタビュー/関西情報
確かな学力と豊かな人間力を養い
「安心・尊敬・信頼」される
次世代のリーダーをめざす
清風南海中学校・高等学校 校長 平岡 正 先生
自然に触れる経験を大切にした
独自の学校行事が豊富
サピックス小学部
上本町校校舎責任者
中川 智史
中川 修養行事のほかには、どのような行事がありますか。
平岡 6月には体育大会があります。12月には中学の合唱コンクールがクラス対抗で行われ、保護者の方々もたくさんいらっしゃいます。また、球技を行う全員参加のスポーツ大会が、中学・高校ともに10月にあります。
こうした他校でもあるような行事のほかにも、企画広報という部署で生徒や教員の希望を聞き、中学生向けにさまざまな行事を実施しています。それは、特に中学生の間はいろいろな経験をさせることが大事だと考えているためです。たとえば、ウミガメの産卵を見に行ったり、ホタルを観察しに行ったりという行事もあり、そうした行事には、保護者や生徒の兄弟姉妹も参加することができます。行事を通じて家族の絆も深まるのです。
また、表現力などを高めるために、中学の探究学習ではグループで研究を行い、11月にはポスターセッションでその発表をします。そのほかに、卒業生の協力を得て行う行事もあり、たとえば弁護士となった卒業生が世話役を務めて裁判を傍聴したり、大阪の飲食業界の会長をやっている卒業生に、保護者向けに講演してもらったりしています。
行事に使用する施設としては、府内の岬町に、プールを併設した岬学舎という校外学舎があります。ここは、以前は、水泳実習などに利用していたのですが、60周年記念として建て直しました。とてもきれいになりましたので、今後は水泳だけでなく、勉強合宿などにも活用したいと考えています。先日も、中学生を80人ほど連れて日帰りで行き、近くの浜で磯学習をしました。
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