受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

さぴあインタビュー/関西情報

豊富な合宿は成長の場
他者の個性を尊重し
「世の光」となるリーダーに

大阪星光学院中学校・高等学校 校長 田沢 幸夫 先生

合宿施設での共同生活で
多様な個性を認め合う

先生写真
校長 田沢 幸夫 先生

岡澤 合宿はどのくらい実施されているのですか。

田沢 中1だけでも合計20日間あり、高校まで入れると、全員で行くものが6年間で約50泊、希望制のものを含めると約85泊の合宿が行われます。コロナ禍では少し減らさざるを得ませんでしたが、現在は、ほぼ従来どおりに復活しています。

 合宿施設としては、校内に「聖トマス小崎研修館」という施設があり、校外にも、和歌山県のみなべ町にある「南部学舎」と、長野県北部の黒姫高原にある「黒姫星光山荘」という大きな合宿施設を持っています。コロナ禍では一時、中1・2のスキー合宿は、岐阜県の白鳥高原で実施しましたが、2025年からは、従来の「黒姫星光山荘」で実施しています。ちなみに本校では、現地のスキー指導も本校教員が行っています。

野口 校内の研修館では、どのような合宿をするのですか。

田沢 まず中1は、入学して間もない時期に、各クラスから1回につき6~7名ずつを集め、各回24名で2泊3日の合宿をします。その目的は、学校中心の学習をする習慣を徹底的に身につけさせることにあります。生徒たちは研修館から学校に通いながら、ベッドメイキングや洗濯など、自分のことは自分で行います。自習室もあり、授業の予習・復習もします。そうした学習のリズムも含め、星光生としての基本的な生活習慣を身につけるのが、この合宿の狙いです。

石原 合宿のなかで先生方は、生徒たちとどのようにかかわっているのでしょうか。

田沢 合宿の休み時間に、教員も生徒と一緒に卓球やサッカーを楽しみます。中3の希望者を対象とする南部学舎での夏合宿では、体に貼った的を水鉄砲で撃ち合うゲームを全員で楽しみました。

野口 そうしたところでも、先生方と生徒たちの関係性を深めているのですね。

26年2月号 さぴあインタビュー/関西情報:
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