さぴあインタビュー/関西情報
豊富な合宿は成長の場
他者の個性を尊重し
「世の光」となるリーダーに
大阪星光学院中学校・高等学校 校長 田沢 幸夫 先生

行事は生徒が主体的に企画・運営
修学旅行の行き先も自分たちで決める

6月に実施される体育大会。中1生(高3生も)は大阪星光名物の「箱根山体操」を行います
岡澤 合宿以外の学校行事には、どんなものがありますか。
田沢 毎年6月に行う体育大会にはユニークな伝統があります。大会では、中1生が「箱根山体操」をするのですが、それが良い思い出になっているようで、毎年、高3生が「またその体操をしたい」と希望します。それで、体育大会の高校の部がすべて終わってから、「ちょっと待った!」という1人の生徒の掛け声を合図に、高3生による「箱根山体操」が始まるのです。
野口 学校への愛着が感じられるエピソードですね。
田沢 ほかには、11月に行うスクールフェア(文化祭)があります。2025年も7000人を超える来場者を集めました。毎年、4階の大教室を使って行う大型企画があるのですが、今回は、生徒が手作りしたジェットコースターが特に人気でした。もちろん、安全対策は徹底的に行いました。
岡澤 企画・運営はすべて生徒が行うのですか。
田沢 はい。教員が口を出すのは安全管理だけです。また、本校の生徒は学外のコンクールなどにも積極的にチャレンジしています。たとえば、物理部の部員が中心になって参加した国際物理オリンピックでは入賞を果たしました。また、生物や化学のオリンピックにもチャレンジしています。
石原 海外研修もあるのでしょうか。
田沢 はい。すべて希望者向けですが、中3と高1の春休みにはオーストラリア研修が、高2の夏休みにはボストン研修があります。オーストラリア研修の定員は各学年とも20名で、2週間程度、ホームステイをしながら現地の学校で学びます。一方、ボストン研修では、ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学を訪問し、研究の様子を見学したり、プレゼンテーションを行ったりします。その前段階として、ハーバード大学の学生を日本に招いて、プレゼンテーションやコミュニケーションを学ぶというプログラムがあります。以前は希望者向けに行っていましたが、2025年からは高1生全員を対象に、和歌山県の合宿施設で実施しています。
また、2025年度は、高2の6月に実施する修学旅行の行き先が海外になり、フィリピンに行きました。サレジオ会の学校は世界中にあるので、現地では、マニラにある二つのサレジオ会の学校の生徒と交流しました。一つは市街地にある学校で、もう一つは貧しい地域の学校です。学校ばかりでなく、貧しい地域も見ることができたので、とても良い経験になりました。高校の修学旅行は生徒から行き先の希望を募ることもあって、学年によって行き先が違います。今回のフィリピン修学旅行は学年担当の教員が提案し、生徒たちも賛成したことで実現しました。
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