学校説明会レポート
駒場東邦中学校
2026年6月7日(日)
来年、創立70周年を迎える
首都圏有数の男子進学校
1957年に開校した駒場東邦中学校・高等学校は、「自主独立の気概と科学的精神を養う」を教育理念に掲げる首都圏有数の男子進学校です。今春も、既卒者を含め東京大学に39名、京都大学に12名が合格するなど、毎年、すばらしい進学実績を残しています。
説明会では、最初に、この4月に校長に就任した滝口正和先生が「意志を持って学ぶ、自分に出会う」をテーマに、同校の教育について紹介。「駒場東邦は大学受験のためだけの学校ではありません。大学に入ることがゴールではなく、その先も学び続け、みずから考え、行動できる人になってほしい。そのための6年間を提供したいと考えています」と語り、生徒一人ひとりが主体的に学び、みずからの人生を切り開いていくことの大切さを強調しました。
続いて、同校に受け継がれる「3F精神」についても紹介。これは第2代校長・高山(こうやま)政雄先生が提唱した「Fighting Spirit(敢闘精神)」「FairPlay(公明正大)」「Friendship(友情)」の頭文字を取ったもの。滝口先生は「本校では、学力だけではなく、人として成長することも大切にしています」と語り、3F精神が駒東生の精神的な支柱となっていることを説明しました。そして最後に、「本校で育てたいのは『試験の成功者』ではありません。みずからの意志で、みずからの人生を切り開いていく人です」と力強く語りました。
多彩な学びのフィールドで
一人ひとりの可能性を伸ばす
続いて中学教頭の藤山由彦先生が学校生活について説明しました。同校では授業を学びの中心に据えながら、国際理解教育、生徒自治による部活動、学校行事、課外活動など、多彩な学習フィールドを用意しています。日々の授業では基礎学力の定着を重視し、小テストや補習、課外講習などを通じて、ていねいな学習指導を行っています。
学校行事では、学年を超えて団結する体育祭と、多彩な展示や発表でにぎわう文化祭が二大行事です。部活動も盛んで、高校囲碁部が全国大会で優勝するなど、各分野で優れた成果を挙げています。
藤山先生は「本校には、勉強やスポーツだけではなく、さまざまな才能を持つ生徒たちがいます。それぞれが活躍できる場所がたくさんあることが大きな魅力です」と語りました。
一方で国際理解教育にも力を入れており、姉妹校である台湾の国立台南第一高級中学とは交換留学を行うなど継続的に交流しています。さらに2027年には、ミクロネシアの島国、パラオでのスタディツアーも予定しているとのことです。
最後に藤山先生は「生徒たちには、中高6年間を、いとおしく、かけがえのない時間にしてほしいと願っています。本校は愛にあふれた学校です」と語り、説明会を締めくくりました。

2023年にリニューアルした食堂は、中学生も利用可能。豊富なメニューを用意し、食べ盛りの駒東生に大人気です