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学校説明会レポート

学校説明会レポート

安田学園中学校

2026年6月29日(月)

「Next Stage, New History ~受け継ぎ、越えていく~」をスローガンに、社会に貢献する人材を育成

安田学園は、かつての四大財閥の一つ、安田財閥の創始者・安田善次郎翁が1923年に設立した東京保善商業学校を前身とする進学校です。「実業界の有用な中堅人物の育成は、社会発展の基礎である」という創立者の理念を受け継ぎ、実業界やスポーツ界へ多彩な人材を輩出。2014年には中学・高校ともに共学化し、現在は校訓「誠実・明朗・奉仕」の下、調和のとれた人物の育成に取り組んでいます。また、高度な総合的学力を養成する教育が実を結び、今春は国公立大学に66名、早慶上理ICU・医学部医学科に136名が現役合格を果たしました。

この日の説明会では、最初に校長の稲村隆雄先生が登壇しました。稲村先生は「2012年、新たな時代に対応するため、教育目標を『自学創造 ― 自ら考え学び、創造的な学力・人間力を身につけ、グローバル社会に貢献する』と定めました」と説明。さらに、中高6年間を2年ごとに区切る3ステージ制の教育について紹介しました。中学課程は中3の1学期までに、高校課程は高2までに学び終え、高3では大学入試に特化した授業を展開します。また、ペアワークやグループワークなど、アクティブ・ラーニングも積極的に取り入れています。

稲村先生は「安田学園での6年間は、高校受験に縛られることなく、探究活動やクラブ活動にも思い切り打ち込めます。何か一つ、プラスアルファの特技を見つけ、次のステージへ進んでほしいと思っています。また、一生の友人に出会えることも大きな魅力です」と語りました。そして、毎年生徒が考案している学園スローガンを紹介。今年度は「Next Stage, New History ~受け継ぎ、越えていく~」で、「そこには、先輩たちが築いてきた思いを受け継ぎながら、新しい時代へ躍進したいという願いが込められています。どうぞ、これからの安田学園にご期待ください」と締めくくりました。

続いて、副校長の志田憲一先生が教育内容を説明しました。同校では授業を軸としながら、日曜日の自習室開放などを通して、学校で学ぶ習慣を育んでいます。その中心となるのが、中1から高2の2学期までを対象とした「学び力伸長システム」と、高2の3学期以降を対象とする「進学力伸長システム」です。前者では基礎学力と自学力を養い、後者では、それを土台に最難関国立大学入試にも対応できる現役進学力を伸ばします。

一方、グローバル教育では、中3から始まる週1回のオンライン英会話、第二外国語(フランス語・中国語・韓国語)の教養講座をはじめ、韓国の学生との交流、オーストラリアへの修学旅行、ニュージーランドへの短期留学など、多彩なプログラムを用意しています。

力を入れているSTEAM・探究教育では、代表的プログラム「探究」の授業を実施しています。中1では自然科学探究、中2では新潟県十日町市でのフィールド探究を通して、継続的な成長と変化に対応できる力を育みます。

クラブ活動も盛んで、卓球クラブやチアリーディングクラブは全国大会で活躍。生物クラブとエレクトロニクス技術クラブは世界大会への出場が決定しているとのことです。体育祭や文化祭も実行委員会を中心に、生徒主体で運営されています。

2027年度入試では、2月3日午前に、算数・理科(各100点・50分)の計200点で判定する「理算入試」が新設されます。そこでは、論理的思考力や課題解決能力を問う問題が中心に出題される予定です。「詳細は9月に公表される募集要項で確認してください」とのことでした。