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最新中学入試情報
進学校 ▶ 早稲田大学高等学院中学部
野球少年の中学受験
S.Nさん ●お子さんの名前 Mさん
息子の中学受験の志望校選択に際しては、中学・高校で好きなスポーツや海外留学等の様々な体験に打ち込める大学の附属校、中でも早稲田大学の高等学院中学部を第一志望としました。学習塾は迷わずサピックスを選びました。私の弟や母はサピックスでの教師経験があり、その指導や教材、実績が素晴らしいと考えていたためです。
息子は地域の野球チームに所属し、6年生の夏まで試合に参加していました。また、学校の定期試験や学芸発表会などの行事にも積極的に取り組みたいという気持ちが強く、勉強との両立はなかなか大変でした。試験や行事が一段落した11月中旬以降の学校別や第4回合格力判定サピックスオープンでは、比較的良い判定をいただくことができ、本人も自信になったようです。
家庭での学習計画や膨大な量の教材の管理は、本人と相談しながら、親や祖父母もかなり手助けをしました。その他、親にできることとしては、子どもの精神の安定、体調の管理・ケア、勉強しやすい環境作り等があると思います。
我が家では、サピックスの先生の教えもあって「テストの点数が悪くても、あまり気にしなくていい」「間違えた内容が理解できるようになることが大切」と言い続けてきましたが、その積み重ねが実力の向上に寄与したのではないかと思っています。
12月以降で重要なことは、やることをしぼり、無理のない計画を立て、それを着実に実行することだと思います。知識の定着やケアレスミスの減少に大きな効果があり、直前期にぐっと学力が伸びました。また適度の休養も重要だと感じました。本番が近づくと親子とも不安定になり、どうしても衝突する場面が増えますが、親がぐっと堪え、子どもの不安やイライラを和らげてあげられるとよいと思います。難しいですが…。
第一志望校の入試前夜、普段家では口数の多くない息子が「明日、ぜったい寝坊しないでね! それだけは頼むよ」と言い、本人なりに決意を持って臨もうとしていたことが分かりました。当日の朝、試験会場に向かう息子の後ろ姿を見送ったときは、これまでの様々な想いが去来して感傷的な気持ちになったのを覚えています。その後の合格を知らせるスマホの画面は、親にとっても忘れられないものになりそうです。
サピックスでは、様々なことを親身になって、特に6年次には子どもの個性に寄り添いながら教えていただきました。知識やものの考え方は勿論ですが、具体的な目標を持って努力すること、挫けそうになったときも歩みを止めずとにかく踏ん張ること、決めたことを毎日こつこつ続けることなどの重要性は、これからの人生において、非常に大切なものだと思います。これらはきっと息子の生涯の宝物になると確信しております。長い間お世話になり、誠に有難く、心より御礼申し上げます。
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