夢は実現できるはずなので、精一杯頑張ります。
　兄の成長をよく見ていたので、けっこう早いうちに兄が通っている渋幕を第一志望にしました。そして、同じく一般入試と帰国子女枠両方での合格の目標にしました。
　兄からサピックスの楽しいことばっかりを聞いていたから、四年生で入室テストに受かって嬉しくサピックスに入りました。塾でどんな楽しいことがあるのかが待ちきれない。
　入ってからは順調で楽しい時間を過ごしました。授業中は先生が面白くて授業内容を結構吸収していると思っていたので、四年・五年の二年間がとても「楽」の印象です。うちの子は算数が大好きで算数の先生の教え方も大好きで、家で課題をするのがほとんど算数になっちゃいました。六年生に入ると、社会の記述問題、国語の記述直しとかが難しくなって、時々算数の方に逃げてしまいました。まあ、みんな同じだと思うね、楽なところに逃げちゃうね。
　そして、塾では友達をたくさん作りました。うちはインターに通っているので、同じマンション、近所の友達が少ない方です。インターの子は受験をする方もそんなに多くない。そのため、塾でできた友達が宝物に違いない。帰国子女枠の英語エッセーに書いた通り、サピックスでできた友達がみんな同じく中学受験の目標を持って、ギリシャ神話のOdysseyみたいな感じで最後の目的地に辿り着きます。また、同じ校舎の子が同じ中学校を受かって、これからの探検が楽しみです。
　我が家の受験は帰国生入試があるから、有利な意味か、英語の勉強もあり、やることが多くて難しい意味か… 本人がほとんど自分で課題をやったり、計画を立てたりしています。私が役に立ったのが最後の一か月だと思う。最後になると、緊張感があふれて、子供である６年生がやっぱり大人の力を借りたい気持ちが分かりました。
　優先順位を相談して決める、やることを減らす、そして英語のインタビューを練習してエッセーを書き直させます…ここの一か月が良いタイミングで家族の支えをもっとも感じたと思う。この一か月の加速努力から、合格した時の涙まで…我が子が成長したのを実感しました。なんか、乗り越えられた、素晴らしい！
　人生はたくさん瞬間の繋がり。12歳の子が勉強へのパッション、忍耐力、そして努力から出来た合格の自信で自分のエピソードが出来ました。
　合格おめでとう！ これからも笑顔でたくさんチャレンジして、胸を張って人生を楽しもう！