- Top
- 学校紹介/入試情報
- 2025年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡
- 早稲田実業学校中等部 進学:共学校
最新中学入試情報
進学校 ▶ 早稲田実業学校中等部
合格までの道のり
N.Sさん ●お子さんの名前 Sさん
2月3日に早稲田実業学校中等部の合格発表を見て、長かった息子の中学受験が終わりました。今はホッとした気持ちとなんとなくさみしい気持ちが入り交じった複雑な気持ちです。
3年間お世話になったサピックスの先生方やスタッフの方々に感謝申し上げます。本当に有り難うございました。
息子の受験は1月10日から始まりました。受験期はまさにメンタルとの戦いでした。1月の受験校は志望校判定で80%の学校だったので、親子ともに合格できるものと思って臨みました。しかし、会場から出てきた息子は、緊張して時間配分がうまくいかず解けない問題がたくさんあった、と暗い表情でした。結果は3日連続で不合格。息子は思いがけない結果に落ち込み、私も目の前が真っ暗になりましたが、息子のやる気を取り戻すためにはどうしても1月中に合格を頂きたい。そこで息子と話し合い、追加で4校出願をしました。結果は全ての学校から合格を頂くことができ、息子は2月1日の第一志望まで頑張ろうと再びやる気を取り戻しました。1月20日の千葉受験、過去問よりも解けたよ、とまあまあの手応えで会場から戻ってきましたが、結果は不合格。手応えがあったにも関わらず不合格だったことで完全に打ちのめされ、既に合格を頂いている埼玉の学校に気持ちが向いてしまったように見えました。しかし、ここで第一志望を諦めさせる訳にはいかない、残された日にちはあと10日。ここからは親がつきっきりで息子の勉強をサポートし、早実で頻出の問題を中心に、息子の弱い分野を徹底的に勉強し続けました。そして迎えた2月1日、家を出てから会場に向かうまで、息子は終始無言、第一志望の重圧を感じているようでした。試験が終わって戻ってきた息子は、自分から試験内容を話していたので、手応えはあったのだろうと思いました。2月3日午前に最後の学校を受けました。試験が終わり戻ってくると、息子は自分のスマホで早実の合格発表を確認していました。「よっしゃー!」とおもわず叫んだ息子、画面を見せてもらうと、ピンク色の画面に「合格おめでとうございます。」という文字が書かれていました。この瞬間に息子の長かった中学受験が終わりました。
6年生は成長期真っ最中の子供です。早実は息子の持ち偏差値+3の学校でしたが、親から見ていて、最後のSO後の頑張りで持ち偏差値を早実偏差値まで上げた感じがします。メンタルの弱さで実力を発揮できないこともあれば、短期間で驚くほどの成長をし、試験当日にものすごい力を発揮することがあります。最後の最後まで何が起こるか分からない、それが6年生なのだと思いました。辛い時に励まして頂き、適切なアドバイスをくださったサピックスの先生方には心から感謝しています。息子はサピックスとともに戦った中学受験を一生忘れないと思います。お世話になった方々への感謝を胸に、新しい場所へ進んでいってほしいです。
2025年度中学入試 受験体験記 | 男子校 | 女子校 | 共学校 |
---|
◎学校関連リンク◎
◎人気コンテンツ◎