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最新中学入試情報
進学校 ▶ 桜蔭中学校
山あり谷ありの山頂には、満開の桜が!
K.Aさん ●お子さんの名前 Iさん
2月1日、桜蔭の受験、面接を終えた娘と合流。娘は「とにかく出し切ったけど、自信ない」と弱気。集中しすぎたのか、娘のほっぺたには朝なかったニキビが出来ていました!(本当に出し切ったね)笑。翌日の14時、合格発表時刻ですが、娘は極度の不安と恐怖に耐えられず「怖いよ!」と泣き出しました。発表時刻から5分ほど経過した頃、やっと娘が目を閉じたままポチっと押しました。私のスマホの画面には何回も想像してきたピンク色の桜が現れ、思わず「あ~! 合格」「おめでとう」と奇声をあげ、娘に抱きついて泣きました。娘も「えっ! 本当に? 信じられない」桜の画面を見て、やっと安堵の涙! 1年半娘に伴走してきた主人も号泣! この5分間で人生で一番の恐怖と一番の喜びを経験しました。夜は豊島岡女子中の合格も確認でき、「本当によく頑張った! 娘よ、ありがとう! サピックス万歳」と叫びました。
結果だけみると順調そうに見えますが、受験生の数だけドラマがあるように、我が家も山あり谷ありの4年間でした。娘は新3年生の時にサピックスに入室。真ん中のコースからのスタートでしたが、コツコツと努力し、成績も順調に上がり、4年生ではずっと最上位コースをキープ。その時から女子中最高峰の桜蔭も夢じゃないと思い、2回文化祭に伺いました。娘は桜蔭生の礼儀正しさや熱意に深い感銘を受け、その姿に憧れを抱きました。
しかし、5年生から算数の成績がどんどん下がっていき、9月の第1回志望校診断SOでは全志望校が20%という悲惨な結果に! そこで今まで送迎担当だった主人が出陣! 娘と相談しながら学習計画を立てたり、計算力コンテストを競争したり、難問を一緒に議論したり、本格的な伴走を開始。娘の成績もぐんぐん伸びて、11月の第2回志望校診断SOでは、全志望校80%という大逆転! 6年生前期まで絶好調でしたが、夏期講習以降、見事に「魔の10月」に陥りました。娘と繰り返しワン・オン・ワンを実施し、受験勉強の長期戦の疲労と9月からのSS特訓で休みなく塾に行くことで精神的・身体的に疲れてきて、ストレス発散のために見始めた動画(YouTube)や漫画から抜けられなくなり、学習が雑になっていたことが分かりました。何でこの時期に!?とショックでしたが、娘の気持ちとメンタルを最優先し、学習の優先順位、必要最小限の学習計画に絞る等、見直しを実施。11月の学校別SOは、30%という絶望的な結果でしたが、こんな辛い状況でも娘は決して桜蔭を諦めず、コツコツと努力を重ねていきました。親も不安と心配だらけでしたが、サピックスを信じて、娘を信じて、最後まで支え続けようと決心。
主人は送迎と伴走を、私はメンタルケアと健康管理を、妹は癒やしを担当し、家族一丸となって娘をサポートし、家族の絆が強くなったことが何より力になったと思います。
最後に、娘を信じ続けるようにずっと支えてくださったサピックスの先生方に、心より感謝を申しあげます。
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