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最新中学入試情報
進学校 ▶ 豊島岡女子学園中学校
最後まで諦めないこと
T.Hさん ●お子さんの名前 Rさん
2年の冬に入室テストを終えた娘が「全然できなかった!」と泣いた時から4年が経過し、親子ともに大満足のご縁を頂いた中学への入学が決まった今、まず初めにSAPIXの皆様方へ、感謝の気持ちをお伝え致します。
●娘とSAPIXとの4年間。
まず志望校は、「偏差値の一番上!」という本人の単純な思いから始まり、その後多くの文化祭、見学会等に参加し、娘の印象を確認しながら女子校希望に。その中でも先生や生徒の皆さんのお話や雰囲気、あるがままの自分を大切にするという校風等から、浦和明の星、桜蔭、豊島岡の3校を志望するに至りました。
家庭学習は、当初から自発的に机に向かうことが出来たため、親はテキスト整理やスケジュール管理が中心でした。復習を次の授業までに行い定期テストの際にもう一度復習をする流れで、新3年の入室以降学力をつけ成績も上昇し、6年前期には校舎で成績表彰を複数回受けるまでになりました。
ところが6年夏休み以降、授業ボリューム・難易度が増大し、それまでのペースで家庭学習が回らなくなり、秋以降成績が下降。その時点でスケジュール・タスク管理をより強固にする方法もあったかもしれませんが、「やれる所までやる」という方針をとりました。その結果成績は回復し、良い形で直前期を迎えることになりました。
ところが12月後半から家庭内で感染症が続き、体力が落ちて体調が回復しない中で、感染隔離生活のストレスや、1月、2月受験のプレッシャーも大きく、受験に限らず色々なことへの後悔や不安を娘が口に出すようになり、親としては娘の話を聞くことを大切にしましたが、最終的に体調が回復することなく、受験本番に臨むことになりました。
1日桜蔭、2日豊島岡、両方の不合格発表を2日に受けた時点で、これほどに厳しい現実があるのかと思いました。
3日の豊島岡受験後、娘の希望でSAPIXの校舎を訪れ、大変あたたかく激励して頂きました。その夜に3日の豊島岡不合格の発表はありましたが、激励を後押しに最後まで諦めず、出来るだけ体調を整えて受験できた事が、4日の豊島岡受験で合格を頂けた最大の要因だと思っております。
多くの受験生が長期間の準備を経て、たった数日の本番で合否を受けることは、大変厳しいシステムです。順当に結果が出る方、想定以上に伸びる方もいらっしゃるでしょうが、逆になかなか上手くいかない方も多くいらっしゃると思います。
12歳の子供が「最後まで諦めない」という気持ちを持つのが、果たして内発的なものか外発的なものか、その両者なのか。もしかすると「十分やったのだから、もう少し楽に行こう」と言うのが親の役目なのかもしれません。
これらの正解は分かりませんが、入試が終わるまでだけでなく、中学入学以降も、子供を尊重し支え守り、受け入れ信じることが、中学受験をした子供に対する親としての責任であると考えています。
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