私は、小学四年生からサピックスに通い始めました。最初は、サピックスがどんな塾か知りませんでしたが、体験授業で先生が「個性的」でおもしろかったので入りたくなりました。
　その後サピックスで趣味の合う友だちができ、楽しくサピックスライフを送っていましたが、六年生の夏期講習で、上のコースに上がったところ、算数のデイリーチェックがヒサンな点数になってしまいました。先生の助言で、夏期講習のテキストをもう一度やり直しました。とても大変でしたが、今思えば、あの復習がとても大事だったと思っています。
　後期からは、土特の栄光コースに入り、そこで本格的な対策をしはじめましたが、初めはひどい点数で、栄光の難しさを改めて知りました。しかし、その後何回も問題をめげずにといていくうちに、よい点数を取れるようになり自信がつきました。
　一月、試験に慣れるために栄東を受けに行ったところ、あまりの人数におどろきましたが、本番の風景を想像できました。そして、一月のサピックスの授業がすべて終わると、少し緊張しはじめました。
　そんな中、芝を受験。その日の夜に合格を知り、栄光の受験前に大きな自信が付きました。
　そして翌日、いよいよ栄光受験の日。朝はしっかり食べて気合いを入れ、栄光坂を登っていきました。そして、算数はむずかしかったですが、何回も演習をやったおかげで、三日に合格を知り、家族みんなで大喜びしました。
　私から、来年受験に臨む受験生に伝えたい事は、どんなに緊張しようとも、ごはんはしっかり食べてから受験に臨んでほしいということです。ヒトは食べないと元気が出ません。だからしっかり食べましょう。そうすれば合格に少しでも近づけるはずです。
　最後まで読んでいただきありがとうございます。受験生のみなさんは、全身全霊をつくしつつ、休みながらがんばってください。