私が中学受験を決意した理由は、母の勧めと地元の公立中学より学校がきれいで楽しそうだったからです。家族や先生と話し合い、栄光学園の学校説明会に参加しました。校内で寝そべって勉強したり、屋外で友達と昼食をとったりする自由な雰囲気に憧れ、第一志望に決めました。
　小学３年生の後半からサピックスに通い、塾のカリキュラムに沿って勉強しました。自宅でも毎日復習を欠かさず行い、算数の苦手な問題は繰り返し解き、国語の記述問題は親に見てもらい、客観的な指摘を受けました。６年生の夏に勉強に集中したことで成績が伸び、模試の結果も良くなりましたが、特定の分野では点数が取れないこともありました。受験生活では過去問を解く時間の確保が難しく、睡眠不足に悩むこともありました。息抜きには漫画や図鑑を読んだり、家の中のバスケットゴールにシュートして体を動かしたりしました。
　試験当日は教室が静かで寒く、トイレは学校によって混んでいたり、空いていたりでした。受験日当日は雨で道が混雑し、予定より遅れて焦りました。試験中はできない問題に直面しても他の受験生も同じだろうと潔く飛ばし、最後まで集中しました。試験後は解放感と共に、できなかった問題への悔しさが残りました。
　合格発表の日には、喜びとこれから遊べるという気持ちで胸がいっぱいになりました。２校に合格しどちらに進学するか迷いましたが、最終的には自分の選択に満足しています。中学受験を通じて、やり遂げる力と基礎学力が身についたと感じているので、中学受験は挑戦することを勧めます。ただし、ゲームを制限するなど、勉強に集中できる環境を整えることが重要です。
　最後に、塾の先生にはとても感謝しています。自信をつけてくれたこと、仲間と切磋琢磨する環境を提供してくれたこと、信じて応援してくれたこと、本当にありがとうございました。