まず、最初に言わせてもらうのですが、僕の書く内容はたいして役に立たないと思いますし、そもそもこの受験体験記をうまく活用できなかったので、それなりの時間がない限りはコアプラスなどの基礎をやってください。
　僕は四年生のころは成績も良く、上位のクラスにいました。しかし、元から努力や本気で取り組むことが苦手だったため、五年生に入ってから成績が低迷し始め、六年生の一学期には真ん中のクラスにまで落ちました。
　そんな中、夏期講習が僕にとって転機となりました。言ってしまうと、自分はいつも通りに授業を受けているつもりだったのですが、先生方からは「目つきが変わった。」と褒められるようになりました。
　実際に成績が上がりだし、最後のクラス分けでは上位のクラスに戻ることができました。また志望校別の授業では、友達ができて、とても楽しく受けられました。
　そして、ついに受験が始まりました。
　一月十二日、栄東中学校の合格発表の日。結果は合格。しかし、あくまでも滑り止めのようなものだったため、再度気を引き締める事ができました。
　一月二十四日、渋谷幕張中学校の合格発表の日。結果は、「あれ？ 合格?? 受験番号でも間違えたのかな？ 合格!!」とにかく、衝撃でした。もはや逆に自分が調子にのってしまわないか焦ったほどです。
　二月二日、海城中学校の合格発表の日。その勢いのまま海城も合格してしまいました。
　結局この作文で伝えたいのは、あまり気負いしないでという事です。実際に僕は試験会場でリラックスしていました。案外なんとかなります。
　ただ勘違いしないでほしいのが、何もしなくていい訳ではありません。あくまで、その時に心配したりしても、実力は変わらないのだからリラックスした方がいいという事です。それでは、皆さんの合格を祈っております。