僕は１年生の時にサピックスに入室しました。１年生から４年生の前半までは、ほとんど勉強はせず友達と公園で遊んでいました。全く勉強しなかったため、成績はとても悪かったです。そのため親と一緒に家では嫌々やりました。ちなみに僕は友達と遊べないため勉強は嫌いです。でもサピックスの授業は、先生の話がとても面白く大好きでした。５年生の初めまでは親に言われるまま勉強していましたが、だんだん親に言われることが嫌になり、言われてもほとんどやらないようになりました。結局、最後まで親に言われるのは嫌でした。そのため、夏休みの一時期一番下のクラスまで落ちたこともありました。
　こんな僕でも第一志望校の海城中学に合格しました。合格の結果を電話で伝え、後日感謝を伝えるためサピックスに向かったところ、先生からは「レジェンドだね。歴史に残るよ。」と言われました。（笑）
　勉強はしなかったけれど、僕が大事だと思った事は、入試問題との相性です。家での勉強は嫌だったけれど、過去問をやることは楽しかったため、サピックスではすすめていませんが、前日まで何年分も過去問をやりました。直前には何度も合格者平均点に達していて、自信を持ちました。このように、入試問題との相性が良ければたとえテストの結果が悪くても合格する可能性があります。だから、テストの結果に一喜一憂する必要はないと思います。その他に、僕は国語がとても苦手だったため、ＳＳや冬期に配られる「語彙力完成プリント」を繰り返しやりました。また算数は「基礎トレ」、理科は土特の「知識の20題」、社会では「データバンク」が大事だと思いました。
　最後に、僕も実際経験したことですが、受験当日は緊張でお腹が痛くなりました。そんなアクシデントにも対応できるように、試験会場へは時間に余裕を持っていくことが大事だと思います。皆さん頑張ってください。