一月三十一日。午前中は特に緊張しませんでしたが、就寝時間に近づくにつれ勉強は足りているのかと不安が込み上げてきました。先生の激励を受け一度は安心したものの、もっと勉強しておけばという後悔が生まれてきました。実感は無いかもしれませんが、取り敢えず悔いの無いよう努力しましょう。
　寝て、気付けば二月一日。試験開始まで緊張と不安で何も考えられませんでした。しかしいざ始まると、日々ＳＡＰＩＸの演習で鍛えていたおかげで問題に集中できました。
　二月三日。一昨日の合否が出ていない状態での試験となりました。受験会場という場に慣れたのか、以前よりも緊張は小さかったです。全教科受け終えたのち、一日の結果のページを見ると、直ぐに自分の番号が無いことが分かりました。とても悔しくて、プライドがあるから泣けなくて、きっぱり不合格といわれないのが疑わしくて、複雑な心境に陥った間もなく急に今日の合否が不安になりました。今更どうすることもできない後悔が強く残りました。最もお世話になった先生からの励ましの電話や母からの言葉でやっと少し立ち直ることができ、翌日を待ちました。
　翌日二月四日。一昨々日とは違いクリックした瞬間結果が表示される形式でした。深呼吸し、ボタンに触る。目に入ったのは合格という文字でした。その時はとても嬉しかったです。四年間積み重ねた努力が報われた快感がそこにありました。

　ＳＡＰＩＸの先生を信じて、自分なりに精一杯努力すればきっと道が開けます。そして僕はココをもう少しやっていれば…と後悔してしまったので、皆さんはそんなことのないようにしてほしいです。皆さんが中学受験、成功するよう応援しています。祈★合格！