「合格」をとるための大切なことは何か。僕はこのことに重点をおいてこれから話していきたいと思います。
その１、「努力」
　聞き慣れた言葉だと思いますが、受験が終わって今思い返してみるとこのことがもっとも大切なことだと思います。「努力」しても変わらない、と思ってしまったら負けです。どんだけ伸びしろがなさそうでも自分を奮い立たせて何度も何度も問題を解いてください。だめだ、と思って俯くと成績のグラフも俯きます。問題を解く気持ちが成績に反映される、ぐらいに思っておいてください。僕は夏期講習のプリントは５周はしました。（もっとやった人もいると思いますが）そのぐらい練習したらとても自信がつきます。そうするとＳＳの途中から成績が上がります。そして入試最後まで自信になってくれます。（先ほど努力したらいいと言いましたがサピックス以外のテキストに手を伸ばさないでください。サピックスの教材以上に完璧なものはありません）
その２、「気持ち」
　これも大切です。ここで僕の経験を話させていただきます。２月１日海城を受けたのですが、落ちました。それで気を引き締めて２月３日海城をまた受けて、合格でした。少しでも心の油断があると他の人に席を取られます。糸電話は糸をしっかりピンと張らないと聞こえないように、気持ちを引き締めないとどこかでミスをしてしまいます。最後はみんな受ける人は同じくらいの学力を持った人たちです。その中で差がつくのは最終的にしょうもないミスなのです。心を引き締めて（緊張しすぎるのもよくないですが）受けてください。それさえできてしまえば合格は君のこれまでの積み重ねがとってきてくれます。
　ここからは海城を受ける人へのアドバイスです。
・時間配分を意識する！
・基礎を固め、少し変えてある問題も解けるようにする
　合格を祈っています。