受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2025年度中学受験  サピックス小学部第36期生/受験体験記

進学校 海城中学校

背水の陣

R.Sさん

 1月入試が始まったころに栄東中学校を受けました。僕は、算数がよくできたと思い絶対に合格したと心の中で確信していました。合格発表を見た時、不合格でありとてもショックを受けました。さらに、自分ではよくできていたと思っていた算数が、かなり点数が悪かったことがわかり、心の中で中学受験をしなければよかったと思いました。合格発表の7日後、サピックスの授業中に熱を出してしまいましたが1日で治りました。次の1月校として渋谷教育学園幕張中学校をチャレンジ校として受けました。残念ながら不合格ではありましたが、あまり気にしませんでした。これで1月校は終わった。つまり、1月校はすべて不合格であり、これらの不合格が合格に繋がっていくことになる。そして迎えた2月1日。緊張しながら海城中学校の入学試験を受けました。算数で読み間違いをしてしまい(恐らく)18点失ってしまい、また、社会でも問題文の読み間違いにより(恐らく)20点失ってしまいました。このような不安の気持ちでいっぱいの中、巣鴨中学校の算数選抜を受けました。自分の中では合格するであろうと思っていました。2月2日、城北中学校を受けました。同日、海城中学校と巣鴨中学校が不合格とわかり、サピックスの先生の励ましをもらいました。城北中学校の結果は見ないことにしました。2月3日、海城中学校をリベンジとして受けに行きました。心の中で、「もし、海城中学校に合格しなければ小学校、中学校が不登校になる」と念じながら試験を受けました。これが功を奏したのか城北中学校、海城中学校共に合格することができました。ずっと「不合格」しか見てこなかったため、合格の2文字に興奮と感動を覚え、親や親せきのみんなからたくさん祝福してもらいました。本当に最後まであきらめずにがんばってよかったです。

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