受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2025年度中学受験  サピックス小学部第36期生/受験体験記

進学校 開成中学校

余裕をもって

N.Oさん

 タイトルを見て、どう思いましたか。
 「俺は中学受験に命かけてんだぁぁぁ」という人もいれば、「は? 余裕で受かるつもりだが」という人もいますよね。僕の考える余裕は、ゲームなどの息抜きを挟み、メリハリをつけ勉強をすることです。僕はSS特訓で、集中して授業を受け、友達にも恵まれました。でも余裕を意識したのは、最近(たぶん12月くらいかなぁ)です。僕は9月と11月の、開成の学校別サピックスオープンでなんと算数の偏差値は、どちらも30台!!でした。しかも11月は、85点中13点でした(笑)。
 これはそれまで、サピックスオープンが良かったので油断もありました。また、歯が抜ける直前でまったく集中できていませんでした。みんなは体調を万全にしていこう(大事)。
 僕は、この低い点数を機に、息抜きと勉強のメリハリを意識して勉強するようになりました。
 ここからは開成志望者に向けた話をします。開成を目指す諸君。(受験日に開成だけは「受験生の諸君」と言っていた)まず算数を必死で頑張りましょう。僕は開成のサピックスオープンでひどすぎたのでなおさらですが。でもリラックスや息抜き(ゲーム)をしながら勉強することを忘れないで。そして、一番大切なのは友達を大切にすることだと思うけれども。友達がいると、サピックスも楽しく続けられるよ。
 開成を目指す諸君。入試の時一教科失敗したと思った時の魔法の言葉を教えます。
 「まあこの教科0点でも他満点なら合格だから。」という言葉です。
 この言葉で、受験日は「算数を失敗したかも」と思ったけど、気持ちを立て直しました。ここまでいろいろ書きましたが、入試まで本気でその学校に行きたいと思いながら勉強すれば(息抜きあり)学校側が君を求めてくれると思います。開成を目指す諸君と出会えることを楽しみにしています。受験生諸君全員に桜が咲きますように。祈合格。

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