受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

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2025年度中学受験  サピックス小学部第36期生/受験体験記

進学校 慶應義塾普通部

あきらめないで!

K.Iさん

 2月2日午後7時 父が普通部の合格発表のサイトにアクセスした瞬間にスマホを奪い取った。合格者の受験番号が並ぶ中、僕のもあった。そう、僕は普通部に合格したのだ。嬉しくて声が出なくて両親には親指と人差し指で◯を作って見せた。すると両親は驚いていた。失礼な話だ。だが、そうなるのも無理はない。なぜなら、僕は4月のサピックスオープンで普通部の合格可能性80%をとり、油断し勉強をおろそかにした。それまでは上位クラスにいたのに夏期講習前には偏差値50を切ってしまい普通部を受験できるかすら怪しくなったからだ。だけど、あきらめなかった。(これは重要)そんな僕がやったことを皆さんに伝えたいと思う。

算数…夏期講習や後期の冊子を11月から1月にすべて解き直した。また、解き直すだけでなく、その時に間違えた問題はなぜ間違えたのかまでチェックした。他にも2~3か月前の志望校対策のプリントを解き直す(意外と忘れている)。

国語…漢字の要は毎朝やる習慣をつけた。また、SS特訓でもらう語彙力完成プリントや志望校対策プリントも繰り返し解いた。また、国語Aの知識系の問題を解くことで知識を完璧に近づけた。

理科…理科は僕の中で一番の苦手科目だったがコアプラスを繰り返しやることは重要だ。また僕はSS特訓で理科の単科をとっていたのでそこでもらった問題をたくさん解いたことで基礎を固めることができた。

社会…アトラス、歴史資料、日本国憲法の資料、夏にもらうデータバンクを読むこと、そしてコアプラスを繰り返しやることが重要だ。

 僕はこれらのことをやっても秋のサピックスオープンで思うような成績を取れなかったりした。あきらめずに勉強を続けることで成績が上がり、普通部から合格をいただけた。
 今、不調な人も今後不調になってしまった人も決してあきらめないでください。そして、皆さんが合格することを祈っています。

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