まず勉強についてです。
　算数は、苦手分野の克服、特に数の性質や図形、場合の数や速さなどです。この四つはほぼ絶対出ます。基礎トレや、志望校対策教材も必須です。
　国語は、最近記述が増えてきている感じがあるのでＡは当然、Ｂも重要。知識や漢字も、大半は出ると思うので先生の指示に従うべきと思います。
　理科は、癖があるものが出るのは天体や生物といったところ。特に生物が要注意。志望校対策教材も大いに役立つけれど、平常テキストも忘れずに。ぼくは志望校対策教材に頼りすぎて後悔しました。
　社会は、とにかく先生の授業をよく聞いて理解するに限ると思います。テキストよりも何よりも先生のお話に助けられました。とても感謝しています。
　どの科目も、当然ですが諦めずに最後の一分までやり続けるほどの意気でやること。
　当日は、部屋は換気がされているので薄い上着も持っていくと良いと思います。怖くなったり、緊張した時は、先生に教わりました、「周りに自分より焦っている人を探すと良い」と。とにかく、人生を分ける数時間はあっという間です。同志と共に学んだ心身に任せ、手を動かし切りましょう。
　面接は、思いもよらぬ質問がほとんどなので、咄嗟に考えてパッと答える、素速いコミュニケーション力が必要。試験官は意外とフレンドリーな人なので安心して。
　目指す学校をいつかは母校に、という思いを胸に、次は君たち。胸を張って会場へ行き、そしてその学校へ行くことが最後にならないように、健闘を祈ります。