２月２日、併願校を受験した後、先にインターネットで合否結果を確認していた家族から「今から駒東行くよ！」と言われました。実感が湧きませんでしたが、駒東合格発表の掲示板で自分の受験番号を確認した時、ずっと続いていた緊張感がふっとなくなり言葉にならないほど感動しました。
　サピックスに入室したのは新４年生の２月。成績は上がったり下がったりを繰り返しましたが、上位クラスを維持していました。
　ところが、６年生の夏以降、成績が下降しはじめました。今思うと後悔していることがあります。それは、「質」より「量」を重視してしまったことです。夏期講習以降、数え切れないほどのプリントや家庭学習がやってきます。５年生まで取り組んでいたように全てこなそうとすると限界が来てしまいます。全てやるのではなく、常に自分が苦手な分野を意識して効率良くやり切りましょう！ 「やらなきゃ！」と自分で思ったプリントやＳＳ特訓テキストなどは、出来るだけすぐに手を動かして解いてみましょう！
　過去問についても「量」を重視して９月からがむしゃらに解きましたが、なかなか第一志望などの合格最低点に届きませんでした。そこで、解いた過去問を分析したところ、今までサピックスで身に付けた基礎力で解ける場合が多いことに気づきました。未知の問題でもどんな基礎が必要なのかを意識して解いたら、本番直前になって意外にも合格最低点に達することが多くなりました。たくさん問題を解いて知識を増やすのは限界があるので、どのような基礎が必要なのかを常に意識して問題を解くようにすると、合格をつかみ取れると思います。
　サピックスの先生方、そしていつも目標を失わないようにサポートしてくれた家族にとても感謝しています。
　これから受験という大きな壁に立ち向かう皆さん、どうかサピックスのテキストと自分の基礎力を信じて合格を勝ち取って下さい！