受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

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2025年度中学受験  サピックス小学部第36期生/受験体験記

進学校 サレジオ学院中学校

2月1日の夢を摑んだ瞬間

T.Sさん

 2月1日、第一志望の受験日だ。朝、目が覚めるといつも通りの白い天井だ。しかし心はドキドキワクワク、言葉には言い表せない感情だ。時計はまだ5時半。約40分前に第一志望入試会場に着いた。
 まず一時間目は国語、漢字が書けて、かなり自信があった。つぎに算数、算数は最初の基礎問題の出来が悪かった。ここで先生の激励動画の言葉「前にやった教科のことは忘れて次の教科に集中する」ということを思い出し次の社会に集中することができた。その社会では記述問題の答え合わせを家でやったところ、ほぼできていて、前日に見直した問題が出題されて、かなりできたと思う。最後の理科ではテコの問題で、棒の重さを足し忘れてしまい2・3問、間違えてしまった。
 2月2日午前第二志望の入試、4教科とも自信があった。午後の入試までの時間を待つ間、お父さんと学校の体育館で昼食を食べた。ふと第一志望の学校の合格発表が2月2日の10時であった事を思い出した。学校の体育館で第一志望校の合格発表をお父さんのスマホで見る。その時「合格」の二文字が目に飛び込んできた。その瞬間いままでの勉強がすべて報われた気がして僕の心は達成感と感動で満たされた。いままでの人生で一番心が踊った瞬間だった。午後の算数入試は嬉しさのあまり集中できず不合格になってしまったが第一志望が合格したので不合格でもあまり悲しくはなかった。
 今まで僕を支えてくれた方々には感謝しかない。
 両親や塾の先生方、そして努力してきた自分、本当にありがとう。
 最後に僕の拙い文章を読んでくださりありがとうございます。
 「努力は裏切らない、そしていつか必ず報われる。」
 祈合格

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