ぼくは、四年生の春期講習からサピックスに通いはじめました。算国理社どの教科も他の生徒よりも遅れているので、他の人よりも量をこなすことでカバーし、夏休み明けには初めて一番上のクラスに入り、そこからは上位３クラス以内でクラスが安定、ＳＳ特訓や土特でも開成１のコースをキープ…とクラス自体は良かったと思います。でも、合格の自信はあまり持てませんでした。開成の学校別サピックスオープンでも「絶対、受かるでしょ」みたいなラインには入れず受かるか落ちるか微妙な結果。筑駒のサピックスオープンの方が良かったりして不安定。それでもサピックスの授業や友達との時間を楽しみ、不安を覚えつつも前向きに受験期に入っていきます。
　まず最初は西大和学園中学校から。算数も理科もナメてかかるような問題ではなくかなり難しかったです。試験が終わった後、全く自信がありませんでした。なので合格がわかった時とても安心しました。でも安心もつかの間。灘が来ました。早速、初日の国語で大ダメージ。全然わからない！ それでも国語の事は忘れ、残りの教科を受けきりました。結果、不合格。あと三点でした。その時は悔しかったですが、今ではそこまで戦えた事を嬉しく思っています。そして一点二点三点でも落ちることを理解しました。その後、渋幕・開成を受け切り渋幕は合格、開成は合否の分からない不安の中で筑駒に向かいます。朝、電車の中。ヤバイめっちゃ腹痛い！ あまりの痛さで途中下車。この時は本当に焦りました。使い捨てカイロ持って来て良かった…。大丈夫、大丈夫と自分に言い聞かせ試験終了。開成、筑駒の合格が分かった時は本当に嬉しかったです。これからの受験生の皆さんはどんなハプニングが起きても落ちついて周囲の雰囲気に動揺せず試験を受けてください。ヤバくないので。そしてサピックスの先生方や見守ってくれた方々ありがとうございました（ヤバイヤバイと騒いでしまいすみません）。では受験生の皆さんがんばって!!