２月４日の芝中学校の試験が終わった後、自分で早稲田の合格発表サイトを開いてみると、「合格おめでとうございます」の文字が目に飛び込んできました。サピックスの学校別・合判で早稲田中学校２回試験合格可能性「20％」。そんな僕が早稲田の２月３日の試験を突破できたのは奇跡以外の何物でもありません。１日に受けた開成の算数で致命的なミスがとても多かったことで絶望していましたが、最後まであきらめなかったことが功を奏したのだと思います。
　ここからは、僕の受験生活において大切だと思ったことを書きます。
　５年生。まだまだ努力次第でいかようにも伸びる時期です。算数や理科はどの学校の問題も基礎問題の組み合わせです。教科を問わず６年で皆に後れを取らないよう基礎問題の徹底を頑張ると良いと思います。
　６年生。アウトプットを中心とした授業が増えていきます。通塾日に出る大量の課題を休みの日にいかに効率よく消化できるかがポイントになってきます。天王山と言われる夏期講習を終えるころにＳＳ特訓などの志望校対策が本格化していきます。過去問などで傾向をつかみ自分で分野ごとに復習できると良いと思います。また、

●何度考えても分からなければこまめに質問教室を使うこと。

●基礎トレは毎日欠かさない（旅行に行くときも持っていく！）。

●小テストのときに付け焼き刃の勉強は絶対にしない。

●適度に休憩（意外と大事！）。

　このことはいつどんな時でも続けなければいけません。
〈早稲田中学校について〉
　盤石な知識の土台、正確な計算力・読解力があればそれをうまく利用して必ず合格をつかみ取ることができます。（何度も言いますが）基礎を頑張ってください。
　入試はあきらめないことが大切です。つらいことにもめげずに最後まで望みを捨てず頑張ってください。受験が終われば遊びたい放題ですから。
　皆さんのご武運を願います。