受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

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2025年度中学受験  サピックス小学部第36期生/受験体験記

進学校 早稲田大学高等学院中学部

ゲーム、YouTube、野球三昧の日々

R.Aさん

 僕は新4年生でサピックスに入った。その頃自分は受験をするとわかっていたが、受験生であるという自覚はあまりなかった。だから、クラスが落ちてもあまり焦らず、授業中はいつも寝ていた。5年生になり、さすがに居眠りはあまりしなくなったし、復習の時間もまあまあ増えていた。だが、ゲームとYouTubeの量は減らず、代わりに勉強をしているふりをして漫画を読んだりしていた。それが何度もばれて家で紛争が起こり、その度に僕は自分が合格するために勉強するのだ、と思いながらも、2~3日経ったらまたこっそりサボり、の繰り返しだった。先生の授業はとても面白く、わかりやすく教えてくれ、しっかりと集中して聞いていたが、家では思う存分サボりまくった。野球チームにも所属して、思う存分野球もした。その時、成績はなぜか偏差値58をずっとキープしていた。
 しかし、6年生が近付くにつれ、サボり癖が効果を発揮してきた。ずっとキープしていたコースから落ちてしまったのだ。少しずつ焦りが芽生え、でも一度ついた癖はなかなか直らなかった。6年生の夏のあたりで野球を休部し、YouTubeも自粛した。が、こっそり見てしまった。それが親にばれたが、「見てないよ(汗)」と噓をつき、その嘘もばれ、怒られ、というのを二~三度繰り返した。そしてある時、国語の成績がガクンと下がった。その時やった国語の勉強法を紹介しようと思う。

・漢字の要で間違えた問題にチェックをつけて何度も回す。

・わからない言葉は親に直接教えてもらう。

 このことをやったおかげで入試本番では国語ができたと思う。コアプラスでも漢字の要と同じことをやったので、理科や社会の基本を埋められた。こんな僕でも、第一志望校はじめ、慶應中等部(二次は辞退)を含めたすべての試験で合格を勝ち取ることができたので、皆さんも真剣に授業を受けて復習をしたら、合格はすぐそこにあると思う。
 祈・合格

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