僕はサピックスに２年生から通い始め、６年生の受験直前までの長い間、先生方に大変お世話になりました。毎回の授業が楽しく、通い続けた甲斐があって、ずっと苦手だった国語も少しずつ克服し、自信をつけることができました。
　第一志望の学校には説明会や学院祭、その他見学など、何度も来たことがあったため、当日もそれほど緊張することなく試験に臨むことができました。校舎内に入ると、２階に案内されて決められた座席に着きます。教室の中は暖かく、椅子も色違いなだけでサピックスと同じ形、机も広くて落ち着くことができました。時計はありますが、文字盤や秒針はありませんでした。科目ごとの試験の間には、教室を出て気分転換したり、持ってきた軽食を食べたりしてリラックスすることができます。
　全ての筆記試験が終わると、学院生が簡単に昼食と面接の説明をしてくれます。同時に面接の時間表も貼り出してくれて自分の面接の時間が分かります。その後みんなお弁当を食べますが、面接の時間が早い人は特に時間に注意して食べましょう。面接の時間が近づくと、学院生に連れられて５人ずつ一緒に移動しました。前の人の面接が終わるまではかなり緊張しましたが、緊張してもあまりいいことはないと思い、自信を持って臨みました。ほどほどに大きな声で、緊張せず、大人ぶらずに話しました。細かい部分は説明があるので安心してください。
　あくまでこれは僕の体験ですが、これから受験するみなさんの参考になればいいと思います。