受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2025年度中学受験  サピックス小学部第30期生/受験体験記

進学校 広尾学園中学校

ゆるすぎた生活、でも。

Y.Sさん

 僕がサピックスに入ったのは小学校四年生の冬でした。周りが四年生から入ったのに比べて中途半端に遅い時期でした。僕は塾での生活というものが何もわかっておらずゼロからスタート。一番最初の授業前テストが20点しか取れなかったこともありました。でも、良いのか悪いのか誰も気に留めず、サピックスが個人個人の戦いだとそこで気づきました。
 四年生の時は志望校はおろか、サピックスが何の勉強をして、どのような目的なのか分かっていませんでした。でも五年生の間にクラス昇降をするうち、なんとなく勉強の内容、目的がわかってきました。最初のコースが中位くらいの人でもそのようなことを気づいて上から三番目まで行けるものです。
 六年生になると受験生だという気持ちが生まれてきました。でも具体的に何をすれば良いかはっきりとはわからず、そのままGS特訓、夏休み直前となりました。でも夏期講習という大事な時期に少しずつやることが分かってきました。つまりそれは苦手なものと知識全般です。後になって社会科の先生に
 「普通のことができれば良いんです。」
と言われました。他の受験生と最低でも同じレベルに立たないと受からないよ、という意味だと思います。
 やっぱり志望校に受かるためには苦手なものを克服し、知識を補強しないといけないと思います。これよりももっと多いと思うんですけど・・・と思う方もいらっしゃるかもしれません。でもこれで社会の偏差値が40から50中盤~後半になった人もここにいるのです。
 基礎トレ、コアプラス、言葉ナビ、漢字の要、知識の総復習、SS教材、知識の50問などなど色々な基礎を固めていくものをサピックスから僕たちはもらいました。それを無駄にしないよう、また、自分の力になるように、効率よく、上手く吸収して、受験に臨んで下さい!! 頑張れ!!

 前の体験記 | 共学校目次に戻る | 次の体験記 

2025年度中学入試 
親子で歩んだ
受験の軌跡
男子校女子校共学校

ページトップ このページTopへ