僕は人生で初めての入学試験を栄東中で受けた。（もちろん）結果は合格。緊張しながら見た「合格」の文字はとても新鮮だった。次に受けた立教新座中はまさかの不合格。「合格可能性80％だったのに」と悔し涙を流しました。そして迎えた二月。元第一志望である法政大学中に無事合格することができた。しかし、二日と三日に受けた学校は両方不合格。立教新座中とは違った悔しさだった。そうして、最初で最後であろう受験及び受験生活が幕を下ろした。
　この体験記を読んでいる中学受験生が、後悔するような結果になってほしくないので、役に立つであろう簡単なアドバイスを書き留めておこうと思う。
　一つ目は、今の自分にとても合いそうな学校を選ぶことだ。学力だけで決めず、自分が過ごしやすそうな雰囲気の学校を選ぶといいと思う。
　二つ目は、基礎を完璧に近く定着させることだ。コアプラスやデータバンク、言葉ナビなどを有効活用しながら学習を進めていくのがいいと思う。
　三つ目は、合否や合格率を気にしすぎないことだ。一つの結果をいつまでも引きずっていると、後の入試やテストに悪い影響が出てしまうかもしれない。結果は今までの自分からどう変わればいいのかを追求するためのものだと思っていいと思う。
　四つ目は、サピックスの先生の言うことには必ず従うことだ。先生からの家庭学習の指示に従ってしっかりと勉強すれば自然と力がついてくると思う。
　最後に、中学受験を支えてくれた家族やサピックスの先生方、ありがとうございました。そして、中学受験生の皆さん、基礎の学習を怠らず、受験日直前まで粘り強く努力をすれば、志望校合格という夢を叶えることができると思う。この体験記を読んでいる中学受験生が志望校に合格することを心から祈っています。
　☆祈･合格☆