私は６年生の12月はじめ頃、入試が近づいてきたことや最後のサピックスオープンで失敗してしまったことにより不安におそわれました。また得意教科であった算数も不安定になり精神的にとても追い込まれました。母が算数の先生に今すべきことを聞いてくれて、ＳＳ特訓のプリントをやり直したり過去問の算数をより慎重に解くことで以前のような点数を取れるようになり、算数は自信を回復させることができました。
　しかし、入試への不安感は増していき、授業後に何度も先生に話を聞いてもらうほどでした。先生方は安心する言葉をかけてくれたり色々なアドバイスを下さり、入試に対する恐怖心や不安な思いが落ち着いていきました。
　迎えた１月校受験。３校を受けた中の１校は上手くいかずとてもショックを受けたのですが、一見マイナスの経験も思いがけず２月の本番入試に活かすことができたのです。２月１日の試験は悔しい結果に… 一時は気力を失いかけましたが、短時間で気持ちを切り替えることができました。１月の経験がなければ立て直すことが難しかったかもしれません。失敗は決して悪いことではないと気付いたのです。２月２日は前日のことはきっぱり忘れて平常心で受けられたものの、今日も上手くいかなかったからどうしようという思いでいっぱいでした。そして… 合否のボタンを押した瞬間、私の目の中に入ってきたのは「合格」でした。その瞬間は人生の中で最大級にうれしかったです！
　そこで皆さんに私が入試本番で実践したことをお伝えします。

①結果が出るまでは前に受けた試験のことを考えず目の前にある試験に全力をつくす

②前の教科の出来があまり良くなくてもひきずらない

③試験中の休み時間は脳を休ませたり切り替えをするために、あえて自習をせずリラックスすること

　この３つを少しでも参考にしていただければ幸いです。今のあなた達なら必ず「合格」をもらえると思うので頑張ってください！ 祈・合格☆