受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

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2025年度中学受験  サピックス小学部第30期生/受験体験記

進学校 慶應義塾中等部

簡単な問題こそ慎重に

R.Yさん

 僕は4年生からSAPIXに通い始めました。
 最初は授業スピードが速くて追いついていなかったこともありましたが、僕はそれでいいと思います。
 そのスピードに慣れるためには、追いつくための努力が絶対必要です。慣れると、授業が少しずつ楽しくなってきます。授業を楽しむことができれば、その授業でやったことが身に付きやすくなるので、授業を楽しむことは大切です。受験までの道のりには、いろいろな壁が立ちはだかりました。時にはテストでクラスが一番下のブロックに落ちてしまったりもしました。でも、最後まであきらめずに努力を続けた結果、元のクラスに戻れました。受験も、最後まであきらめない心は大切です。その壁を打ち破れば、その先に楽しい中学校生活が待っているはずです。
 SAPIXに通っていて、「受験する学校は全て第一志望校」だと思うことを学びました。これも本当に大事だと思っています。「受験する学校は全て第一志望校」だと思えば、いい点を取るために問題に対して慎重に取り組むことができるので、簡単な問題をあまり落とさなくなります。
 特に慶應中等部を受験する方、簡単な問題が多いからこそ、問題文を慎重に読んで、一点でも多く獲得するという気持ちを強く持って受験に臨みましょう。慶應中等部の過去問をやっているときに、国語で、「ふさわしくないものを選ぶ」問題が出てきて、ふさわしいものを選んだことがあるのですが、そこで「簡単な問題こそ絶対に落としてはいけない」ということを強く実感しました。
 SAPIXには、いろいろな教材があって、終わらなかった教材もたくさんありました。どの教材をやるか取捨選択をうまくして、自分のやるべきものを終わらせましょう。SS特訓、土特、平常、どの授業も気を引き締めて、慎重に問題に取り組んでください。それが一番、合格への近道です。そして、受験が終わったら、家族への感謝を忘れないようにしましょう。

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