私がＳＡＰＩＸに入ったのは十割親が決めたことだった。一応習い事等はあったが本当にやることがなくいつも「ひま」とぐちをこぼしていたのだが。そうして私はサピに４年の冬、一発で無事に入ることが出来た。
　さて、ここで私が塾に入って一番大切なことを言おう。
●その一　けっして無理をしないこと。
●その二　たまに休むこと。
●その三　少しでもいいから毎日課題をすること。
　…である。
　そして、やったほうが絶対いい課題はキソトレ、語彙力完成プリント、そして何より見直し！（絶対やった方がいい、というかやってと言われる。）まずキソトレは毎日やろう、ためこむとおそろしいことになる。キソトレは計算力はもちろん図形とかいろんなのがでてくる。受験の算数は最初をいかに落とさないかで四割決まるといっても過言ではない。とにかく基礎は大事なのである。そして語彙力はＳＳ特訓から始まる。時間があったらやる！ 答えは見ない！ これ絶対。語彙力大事超大事（語彙力低下）。そして本番での見直し、これは先生にも耳にタコができるほど聞いたと思う。過ちを改めざるを真の過ちと言ふという言葉があったり、間違いを直すのは本当に大切なのである。
　これからは私の経験談になるので興味ない方は飛ばして最後に行ってかまわない。
　私は塾に入ったのち、夜遅くなのに弁当無しということに対し半ばヤケになりながらも一度下がったものの上をキープしていた。しかしアクシデントにより一度私はサピをぬけいろんな所を半年ほど転々としたのだ。あのとき受験までやめなかったのは本当に良かったと思っている。結果サピが一番むいているということになり、復帰した。その後いろいろありつつも受験まであとほんの少しという実感を持たぬまま日々が過ぎてゆき受験当日を迎え、自分でもおどろくほど落ちついて受験を終えました。そして第一志望は落ちましたが第四でしたが途中から第二に変わった明大明治に受かりました。母は自分よりも喜び泣いていました（笑）。
　最後にありがとうＳＡＰＩＸ、ありがとう先生達！ そしてがんばれ受験生達よ！ 君達が立派な合格という名の花を咲かせてくれることを待っています！ Thank you for watching!