僕がサピックスに入ったのは４年生のはじめ。憧れの兄が第一志望の中学校に合格したことがきっかけでした。入室当初は先生方が面白く、授業がただ楽しいと思っているだけで全く緊張感はありませんでした。また、今思えば４年・５年生の時は「めっちゃ」と言ってもいいほど余裕がありました。
　６年生になり志望校として慶應３校を選び、目標が明確になりました。夏休みは授業での疲れがたまった状態でやらなければならない課題、苦手な理科の勉強に必死に取り組みました。もっと時間があればいいのにと思うこともありました。２学期、ＳＳ特訓では慶應普通部コースに入りました。同じ志望校を目指す仲間たちはライバルでもあり、合格して一緒に通学したいと思える同志でもありました。そして年明けは志望校合格への強い気持ちでラストスパート！

　僕が３年間サピックスに通い、大切だと思ったことを書きます。

●基礎トレは一日たりともさぼらない。

●コアプラス・漢字の要・言葉ナビの基礎勉強は大切なので何度も行う。

●授業の復習は遅くても次の日には終わらせる。

●分からないところはそのままにせず、すぐ質問教室へ。

●自分が間違えやすい事柄を教科ごとにノートにまとめる。

●過去問は問題形式や時間配分を知るためにやることなのであまり点数を気にしない。

【入試当日】

●緊張するのは当たり前。今までやってきたことを思い出して自信を持つ。

●焦ったら、深呼吸。「きっとみんなもできてない！」と思い込み、切り替える。

　僕の慶應義塾３連戦は普通部のみ不合格となり２勝１敗でした。残念ながら全勝にはなりませんでしたが、この春から慶應義塾湘南藤沢中等部に通えることはとても幸せです。
　日々の努力は絶対に合格につながります。悔いの残らないように今、頑張りましょう。苦しいときも前を向いて進みましょう。僕は卒業生として応援しています。祈・合格