受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

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2025年度中学受験  サピックス小学部第30期生/受験体験記

進学校 慶應義塾湘南藤沢中等部

自信と信じる心

S.Tさん

 ぼくは、4年生からサピックスに入りました。4年生のときは理数が得意でした。しかし、5年生になると理数が苦手になるだけでなく、全体的な偏差値も下がっていきました。ぼくは「なんとかしなくちゃ」とは思うものの、苦手という壁を前になかなか手が付けられませんでした。
 気が付けば6年後期、僕はやっと苦手をつぶそうとしました。しかし、うまく身に付きませんでした。理由は課題を明確化せず、適当にやっていたからだと思います。さらに、ヘタに苦手つぶしをしたせいで、ましだった国語の学習を疎かにしてしまい、結果的に全体の偏差値が下がっただけで終わりました。最後のサピックスオープンでは合格可能性30%、12月には利き手である右手を骨折とぼくは最悪の状況で受験をむかえることとなったのです。
 さて、ではなぜこんなぼくが合格したのでしょう? 結論から言うとわかりません(笑)。かっこいい『合格の秘訣!』なんてものは全くありません。しかし、ここでは受験を体験した人として未来の受験生にアドバイスさせてください。
①中途半端なことはしない。
 さきほど語ったように、ぼくは中途半端に苦手つぶしをして余計に成績が下がりました(泣)
②自分を信じる。
 今までサピックスで培ってきた力を信じて前を向きましょう。
③自信を持つ。
 ぼくは自信を持てば自然とやる気が出てきました。
 よくある内容だとは思いますが、本っ当にこれが大事でした。
 話が変わりますが、今までぼくを支えてくださった方々、本当にありがとうございました。
 そして未来の受験生、長々と語りましたがこれは高司翔太という他人の話に他なりません。最後は自分自身です。題名にもした「自信と信じる心」を大切にし、自らの手で合格を勝ち取ってください!
 祈・合格

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