受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

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2025年度中学受験  サピックス小学部第30期生/受験体験記

進学校 渋谷教育学園渋谷中学校

最後まで反省!

Y.Uさん

 私が渋渋を目指そうと思ったきっかけは、5年生の時に行った文化祭だ。キラキラした渋渋生を見て私は、ここだ!と確信した。しかし6年生9月の渋渋の学校別SOでは悲惨な成績を取ってしまい、絶望…。元々知識問題が好きだった私は、これでは渋渋に受からない!と思い、Bタイプの学習に注力しなければと焦ったが、次の日からも知識問題ばかりを解き、Bタイプの問題から逃げてしまった。これが1つ目の反省点。
 受験本番を迎え、最初の試験は栄東。A日程は基礎的な問題が多いので点数を伸ばす事ができ、東大特待で合格した。その2日後、自分の順位を知る為に東大特待I試験を受けこちらも合格したが、順位も点数もパッとせず、この後受ける渋幕への不安が残った。
 しかし、チャレンジ校だと思っていた渋幕に何と受かってしまったのだ! 私はその後浮かれてしまい、2月1日までの努力をおろそかにしてしまった。これが2つ目の反省点。
 そして渋渋の試験日、2月1日を迎える。どうしよう…周りの子、みんな頭良さそうな顔をしてる。どんどん緊張が増していく。試験に集中しなければいけないのに、周りを気にしてしまった…3つ目の反省点。
 2月1日の結果がわからないまま2月2日に豊島岡を受けた。(共学志望だった自分がなぜ女子校?と今でも疑問だ。)前日の渋渋の事が頭から離れず問題に集中できない。これが4つ目かつ最大の反省点。結局豊島岡は不合格。幸い、2月1日の渋渋は合格していたので、これで私の受験は終わった。
 渋渋を熱望している人は、2日に違う学校を受けると私のように失敗してしまう可能性があるので、2日も渋渋を受けた方が良いかもしれない。そして受験会場で「周りの子、頭良さそう…」と思っても大丈夫。多分周りの子もそう思っているから。あとはチャレンジ校に受かっても浮かれない! また、日頃から考える事を習慣化しB問題への対応力を養おう。渋渋で待ってます!

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