受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2025年度中学受験  サピックス小学部第30期生/受験体験記

進学校 渋谷教育学園渋谷中学校

磨斧作針

K.Eさん

 サピックス最後のクラス分けテストである11月度マンスリー実力テスト。そのテストによってその後ぼくが断崖絶壁に立たされるとは思ってもいなかった。
 ぼくはそのテストによって最低偏差値を大幅に更新した。しかし、ぼくは渋渋に合格することができた。その理由は、
 1つ目…質問教室→ぼくは質問教室によく行っており、夜遅くまで先生が分からない問題があっても教えてくださった。
 2つ目…苦手分野の補強→ぼくは算数が苦手であり、算数はテストで平均点を取れればよいところ、という感じだった。先生方は夏期講習前には苦手分野を総完成させなければいけないという。だがぼくは12月のサピックス最後のテストでも算数は平均点を下回っていた。
 1月にぼくは第一志望校と偏差値が程遠いことに気付き、今さらながら驚愕した。そのため、1月の後半は一番苦手科目である算数に勉強時間の9割以上をあて、猛烈に勉強した。
 もし、第一志望校に偏差値が足りていなかったとしても、入試当日までに自分ができることをしっかりとこなせば君は合格するはずだ。
 最後に、入試前日・入試当日にすると良いと思われることをお伝えする。
 入試前日…勉強面については、入試本番で自分が少しでも自信をもって正門をくぐれるような勉強をしよう。生活面については、どんなことがあっても家族と仲良く過ごして早く寝よう。
 入試当日…もし、分からない問題があったとしても、今まで不断の努力を続けてきた自分が分からない問題は、きっと周りの人もできない。分からない問題に固執せず、試験が終わるまで自分が少しでも良い点数を取れると思われる努力をすればよい。大切なのは自信と粘り・平常心だ。
 テストとテストの間、席を立って歩くのも良い。血流がよくなり、思考力・点数が飛躍的に向上する。
 皆様の努力が報われますように。

 前の体験記 | 共学校目次に戻る | 次の体験記 

2025年度中学入試 
親子で歩んだ
受験の軌跡
男子校女子校共学校

ページトップ このページTopへ