３年間目指してきた渋渋から合格をいただき、私の受験生活は終わりを告げました。
　私は算数が特別苦手ではなかったのですが、渋渋・渋幕の過去問では算数だけ思うように得点できず、苦戦しました。そのような状況から脱し、入試本番では算数が得点源となった経緯と、勉強する中で大事だと感じたことを紹介します。

●授業中は集中して先生の話を聞き、家庭学習を怠らないこと。これは４教科共に最も大切だと思います。

●基礎トレを必ずやること。毎日の積み重ねが、どの学校の入試でも必要な力になります。

●過去問で傾向と時間の使い方に慣れること。私は渋渋を12回分、渋幕一次を７年分解きましたが、渋渋の４教科合計が合格最低点に初めて達したのは11月末でした。点数に一喜一憂するのではなく、どのように答えを導き出すかを理解することが重要です。

●あらゆるパターンのミスをし、ミスに向き合うこと。自分でミスをした原因を調べ、どうしたらミスを繰り返さないか考えました。つまり、自調自考です。

●図形問題で得点できるようにすること。デイリーサピックス後ろの立体切断の問題を復習したり、超図形特訓プリントをやりこむのがおすすめです。私は立体切断が苦手だったので、お豆腐を切ってイメージをつかみました。（その後お豆腐はおいしくいただきました）

●ＳＳ特訓で、渋渋・渋幕コースがなくても大丈夫。私は桜蔭コースで対応する力を身につけました。

●最後まで学力は上がる。１月は先生から聞いた優先すべきプリントと、過去問の算数のみ解き直し、できるようになった自分に自信をもって入試に向かえました。

　あとはいつも通りのルーティンを崩さず、合格したいという強い気持ちで受験に臨んでください。
　意志あるところに道は開けます。