（１）受験勉強のスタート
　入室テストで最上位クラスに入れず、最初は最上位クラスに入ることを目標に勉強しました。転機は五年生。算数の先生に「とにかく算数をやれ。」と言われ、それまで中途半端にこなしていた課題を全て取り組むようにしました。算数の偏差値が10上がりました。算数は繰り返し同じ問題を解き直して解法を定着させることが大切で、勉強した分だけ実力がつく科目だと思います。
（２）志望校選択
　私は幼少期に父親の海外赴任で海外に住んでいたこともあり、国際系の学校を志望しました。第一志望校の決め手は、自分がこの学校に行きたいと思えたことです。文化祭などで実際に学校へ行き、在校生と話したり学校の雰囲気を肌で感じることをお勧めします。志望校が早く定まることで、学習方針や対策を立てやすくなります。
（３）お勧めの勉強方法

●基礎トレ・デイリーステップ理科：この２つだけは毎朝必ずやりました。朝の学習は私の知識の元となってくれたと思います。

●ＳＳ特訓教材：絶対にやるべきです。授業で取り上げられる問題の重要さに気づく時がきます。家庭でも復習することで力がついたと思っています。

●間違いノート：テストや過去問の間違えた問題や、暗記が不確かなところをメモしたノートを作り、テスト前に繰り返し見直しました。

（４）失敗談＝俺みたいになるな

●私は５年の夏まで、苦手な理科の家庭学習はほとんどしていませんでした。苦手な教科に立ち向かうことは大変ですが、もっと早くから日々のルーティーンに組み込み、対策すべきだったと反省しています。

●読書は大切。マンガ専門の私は国語に苦戦しました（でも『漫画 日本の歴史』はお勧め！）

（５）最後に
　受験とは、「楽な道に逃げようとするもう一人の自分との闘い」だと私は思いました。自分自身に負けず、輝かしい未来のために頑張ってください。皆さんが志望校に合格することをお祈りしています。