受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2025年度中学受験  サピックス小学部第36期生/受験体験記

進学校 富士見中学校

中学受験でのかけがえのない存在

M.Kさん

 人生の中の三年間。これは、長い人生の中で見るとそんなことはないかもしれないが、12歳の私にとってかなりの大きな時間を費やした、私にとって大きな学びだったと思います。そのなかで、ここまで大変なことをやり続けてこられたのは、支えてくれた家族や友達、先生方の存在が大きかったからだと思います。志望校選び、学校説明会などの色々なことをやってくれた家族。時に、怒られたりもしました。ですが、私のことを考えて色々なことをしてくれたり、入試直前まで私を大丈夫などと励まし続けてくれました。また、三年間の中で仲良く、切磋琢磨して頑張ってきた友達。中学受験をやる仲間と一緒に受験勉強に励みました。そして、これまでの時間、私達に色々なことを教えてくれ、受験本番直前まで質問教室で教えてくれました。苦手分野である理科は、電熱線や浮力、滑車が全然理解できず、苦しみました。また、社会は暗記分野が得意ではなく、なかなか覚えられなかったり、色々覚えたのはいいが、区別がつけられなく、選択肢問題でそれを生かすことができないなどの苦労がありました。
 そして、当日。今までにない緊張の中で臨みました。私は、とても緊張に弱く、かなりの受験生やその保護者の数に震えました。でも、私がやってきたことは裏切りません。なかなか、結果がでず、苦しい思いもたくさんしました。でも、合格を勝ち取ることができた時、とても嬉しかったです。私が第一志望で受けた学校は、思うように結果が出ませんでした。でも、目指していた学校に受かった時の達成感はものすごく大きかったです。その学校の合格発表はパソコンで見た、番号を探す形式。その番号のなかに自分の番号があったときは自分の努力がやっと実ったと思い、嬉しかったです。また、やっと勉強から解放されたと思ったり、やっと今まで支えてくれた人々への恩返しができ、期待に応えられたという安心感もありました。

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