私の受験は合格可能性20％の学校に合格し、80％の学校は落ちたという本当の下剋上でした。
　ここまでの道は決して簡単なものではありませんでした。
　４年生の時にはゲーム実況の動画にはまり、５年生では音ゲーにはまり、６年生では歌い手にはまるというとんでもないほどに推しが増えました。なぜか大変なはずの６年生でも推しが増えるという謎の現象も起きました。
　当たり前ですが、成績が下がりました。危機感を持ったのは第三回合判を肺炎で休んだ時、神様から「おまえは今、やばい！」と言われている気がしやる気がでました。過去問も順調に進んでいたところ悲劇が起こります。一時期は80％も出していた１月の淑徳与野に落ちてしまい、泣きながら先生に電話しました。先生は「とにかく、前を向いて振り返らないように！ ２月は絶対に振り返るな」と言われ、家でひたすら頑張りました。苦手な算数のＳＳをやり、０点ばかりだった志望校対策プリントもやり、超図形特訓のプリントもすべてやりきりました。また、それらがわからなかった時、双子の兄が教えてくれました。それが合格につながったと思います。
　今から合格のためになると思うことを伝えます。

①とにかく質問。私は理科で沢山質問をしました。初歩的な問題もわからなく、チンプンカンプンなことを言って周りの人は笑っていましたが、皆メモをとっていたので気にしていませんでした。皆さんも気にしないでください。

②負けず嫌いでいること。私は負けず嫌いということもあり得意な社会でいつも最前列にいる３人を抜くという気持ちで沢山勉強しました。そして初めて３人を抜かせたときの喜びは忘れられません。

　皆さんもライバルを見つけてみてください。
　最後に合格に導いてくれた先生方、家族、友達、ライバル、警備員さん、受付さん本当にありがとうございました。