私が受験勉強を始めたのは４年生の時だった。この時は、兄の受験が終わったばかりで家族の間には「まだそんなに頑張らなくていいんじゃない？」という空気が流れていた。でも家庭学習はきちんとこなしていたので上位コースになんとかくいこんでいた。５年生は４年の経験から調子にのり家庭学習を一応やるが終わらないまま授業に行くということを繰り返していた。だから上位コースには当然いけなくなり、偏差値48～53の間をさまよっていた。６年生では偏差値53の状態からスタート。このころ不得意としていたのは算数だった。最初は授業についていけていたが、そのうちついていけなくなり授業点でコース落ちしていたので、苦痛で仕方がなかった。だが、私は質問教室に通いまくり、自分の担当の先生（もちろん算数科）に過去問のわからないところや志望校別のクラスで配られたプリントのわからないところを聞きに行っていた。それが功を奏したのか、志望校別のクラスでみんなと勝負できるくらいになっていた。相変わらず平常では落ちこぼれていたけど…。
　とにかくあきらめないことが大切。５年をサボりまくり、６年のＳＳ特訓から努力を積み重ね始めた私が第一志望校に受かったのがその証だ。それから体調管理には本当に気を付けて!! 体調が悪くなって受験できなくなるほど、最悪なケースはない。（緊張による体調不良は仕方ないけど…。）今がんばっている、もしくは頑張り始めている人たちへ。今は辛く苦しいかもしれないけど、いつか必ず合格という形で報われるのであきらめないで。それから楽しい授業をしてくれたり、根気よく質問教室に付き合ってくださった先生方、いつも私たちを見守ってくださった警備員さん方、受付の方々、本当にありがとうございました。