私が豊島岡を知ったのは、５年生の春でした。女子校フェスタで、豊島岡生が付けている校章にひかれ、行きたいと思いました。
　文化祭に行って、部活などを見て、行きたいという思いが強くなりました。
　でも、６年生の春の面談のときに豊島岡を受けるためには、秋までに偏差値が50以上ないと厳しいと言われ、今のままではダメだと感じました。
　なかなか成績が上がりませんでしたが、秋のサピックスオープンで、少しだけ偏差値50を超えることができました。その時は、ひさしぶりに偏差値が50を超えて、うれしかったです。
　一回は50を超えましたが、豊島岡の偏差値はもっと上で、合格可能性も20％と低く、２月２日に受けるのか、そのときには決めきれませんでした。
　しかし、「もし受けたいのなら、受けなければ後で後悔する」という母の言葉に押され、12月に、２月２日に豊島岡を受けると決めました。
　私が豊島岡に合格することができたのは、普段通り勉強しつつ１月の後半からは理科のコアプラスや漢字、算数の解法と知識の最終チェックを重点的にやったからだと思います。
　また、１月入試で淑徳与野に合格していたことも大きかったと思います。１月の合格のおかげで、その後の勉強もあせらずにじっくりと取り組めたと思います。そして、２月の受験当日も、一つ合格しているのだからと、緊張することもなく、落ちついて全力を出しきることができました。
　皆さんも、自分には難しい学校でも、後から後悔しないために、挑戦してほしいと思います。