１月校で一番重要な国府台女子学院。私は「不合格だったらどうしよう」となかなか眠りにつけなかった。
　１月22日午前９時00分、ログインＩＤとパスワードを確認した。画面には「合格おめでとうございます！」と、信じられない文字が書かれていた。
　しかし、２月校では合格校が出なかった。２月５日、学校から帰ってきた私。母が楽しそうに祖母とビデオ通話をしている。落ち着かない父。一体何が起こったのかわからない私。父から突然言われた言葉「山脇合格したよ！ しかも、２日の英語入試らしいぞ」（私…？）４回受けて全部不合格だった山脇学園から繰り上げ合格の電話がきたようだ！ 奇跡だ?!（私…嘘でしょ？ 一番リスクが高かった２日の英語入試で繰り上げ合格ができたとは?!）合格力判定サピックスオープンでは最初から最後まで合格可能性が20％だったので、信じられなかった。嬉しさと同時に信じられない気持ちもあった。まさかの奇跡?!
　私は４回の入試の中で２番目に自信がなかった試験で、椅子に座ってから「合格しそうにないけど頑張るか」と自分を励ましていた。国語では大問４番の知識問題が全然解けず国語は残りの大問を死ぬ気で頑張った。チャイムが鳴って国語の解答用紙が回収された時は「やばいかも?!」と思ったが、切り替えて算数に臨んだ。私は国語がとても苦手なため、算数は結構できたと思った。真の合格ではないが、合格することはできて安心した。
　よっぽどな難関校やＢタイプの学校を受験しない限りは、どの学校も同じで基礎を固めることが大切だ。算数は基礎トレ、国語は漢字の要や言葉ナビ、理科・社会はコアプラス。社会は追加で年号、データバンク、日本国憲法の条文の確認をやっておくことをオススメする。基礎で一問も落とさずにすれば中学受験はほぼ勝ちと言える。
　山脇学園に入学できたのもＳＡＰＩＸの先生のおかげです。最後になりますが、全力でサポートしてくれた先生方や警備員の方々、本当にありがとうございました。