栄東生一人ひとりの熱い思いが糸となり思い出を紡いでいく
印象的な緑色の演出のなかで、キャストがそれぞれの思いを込めて演じた『ウィキッド』
毎年、多くの来場者が訪れる栄東中学・高等学校の「栄東祭」。今年は6月6日と7日の2日間の日程で、人数制限なしの事前登録制で開催されました。今年のテーマは「紡(つむぐ)」。栄東祭に参加するすべての人の思いがまとまり紡がれていくようにという願いが込められています。
編集部が訪れた6日の土曜日には、11時からの展示の一般公開に先駆けて、9時から中学生による「国語・英語弁論大会」「ビブリオバトル」が体育館で行われました。弁論大会では、予選を勝ち抜いた中学生が、3分間で自分の思いを感情豊かに表現します。今年から英語弁論は、英語で自身の主張をする「Rhetoric & Logic部門」と、動きや物を使いながら表現する「Creative Presentation部門」に分かれて開催。身近な問題を深く考えさせるスピーチが続き、AIをテーマにしたものが登場したのも印象的でした。
続いて行われたビブリオバトルでは、「レッツビブリオ!」の大きな掛け声が響き渡り、会場の盛り上がりは最高潮に。出場者はお薦めの本を3分間で紹介し、それを聞いた観客の中学生が「読みたい」と思った本にうちわを掲げる方式で、勝者を判定します。出場者の熱いパフォーマンスに、観客は温かい歓声や笑いで応えていました。
一方、中学生の学年展示も栄東の名物として知られています。中1は先生にインタビューした内容をまとめた「栄東新聞」、中2は自分が進む未来を表現した「未来樹」、中3は3学期に行う課題探究発表の計画書を制作し、全員の作品が展示されます。
部活動の展示や体験企画もバラエティーに富んでいて、どこを見学すればよいか迷うほどです。鉄道研究部は、毎年注目を集める鉄道模型ショーのほか、プラレール®タワーの展示、研究発表、クイズ大会など、さまざまな企画で来場者を楽しませます。理科研究部は、化学室と物理室を使って、炎色反応や液体窒素などの実験を披露。また家庭科部では、ボンボンやミサンガなどの小物を作れる体験コーナーが盛況で、多くの小学生がチャレンジしていました。
文化祭では食べ物も楽しみの一つ。屋外のスペースには、高3のクラスが運営する屋台がずらりと並んでいます。焼き鳥、ホットドッグなどの定番から、話題のスイーツ「クロッフル」まで、多彩なラインナップでお腹も心も満たされます。昨年リニューアルしたカフェテリアでも、そば・うどん、ラーメン、からあげ定食、カツカレーなどのメニューをお得な価格で提供。おしゃれな空間でゆったりとくつろげます。
午後の目玉は、講堂での演劇部のミュージカル『ウィキッド』。迫真の演技と伸びやかな歌声が、本格的な衣装や舞台装置、照明と一体となって、物語の世界に引き込んでいきました。7日の日曜日も、体育館や講堂で吹奏楽部、コーラス部、筝曲部のステージ、書道部のパフォーマンスなどが行われ、見どころが満載でした。
栄東祭というステージで輝いた生徒たちは、自分の思いを紡いで表現しながら、来場者とのつながりも感じることができたのではないでしょうか。
※「プラレール」は株式会社タカラトミーの登録商標です。
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英語弁論大会のCreative Presentation部門では、ぬいぐるみを使いながらスピーチ
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ビブリオバトルの判定の際には、一斉にうちわが掲げられます
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がっつり食べるメニューから軽食、デザートまでがそろっている屋台
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中1が制作した「栄東新聞」では、先生の意外な一面も紹介
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1回のパフォーマンスで作品を完成させ、日ごろの練習の成果を出し切った書道部
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鉄道研究部の模型ショーでは、大人も子どもも夢中になって電車を見つめます
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ラジコンの操作や部内で作成したゲームなどが体験できる情報技術部
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理科研究部では、部員が解説しながら数々の実験を披露
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高校美術部の展示スペースには、こんな写真スポットが出現
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後夜祭では、生徒会長みずからダンスを踊って盛り上げます
部員がたてたお茶と夏らしいお菓子をいただける茶道部のお茶会