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スクールナウ

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2026年8月号から転載

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山手学院中学校・高等学校

独自の国際教育プログラムで
世界を舞台に活躍するリーダーを育成

山手学院中学校・高等学校は、1966年の創立以来、「世界を舞台に活躍でき、世界に信頼される人間」の育成を建学の精神に掲げてきました。その理念の下、独自の国際交流プログラムやグローバルリーダープログラム(GLP)をはじめ、世界への理解を深め、視野を広げるための機会を多く設けています。これらの多様なプログラムの内容などについて、カリキュラムセンター長の渡辺大輝先生に伺いました。

異文化に触れ、視野を広げる
全員参加の海外研修が充実

集合写真

カリキュラムセンター長
渡辺 大輝先生

今年で創立60周年を迎えた山手学院中学校・高等学校は、開校以来、教育の柱として国際教育に力を入れています。その象徴が、1969年から行われているアメリカ・カナダへの北米研修です。これは、高2生全員が2週間のホームステイを行うもので、今年も4月に約500名が11方面に分かれて出発しました。現地校での授業体験や観光、スポーツ観戦に加え、日本の文化を紹介する「カルチャーデー」なども行い、生徒たちは実りある時間を過ごしました。

さらに北米研修の3か月後には、訪問先であるアメリカやカナダの高校生約250名を日本に迎え、山手生の家庭で2週間を過ごす「リターンビジット」を実施しています。一緒にクラブ活動に参加したり、観光に出掛けたりしながら、日本での暮らしを楽しんでもらうことで、さらなる交流を深める機会となっています。

「毎年、高2生を中心に約120家庭にホームステイの受け入れをお願いしていますが、『入学前から受け入れたいと思っていた』『子どもが北米研修でお世話になったので、ぜひ協力したい』など、積極的にかかわってくださるご家庭が多いのが本校の特徴です」と、カリキュラムセンター長の渡辺大輝先生は話します。

山手学院の国際交流プログラムで大切にしているのは、すべての生徒に機会を提供することです。高2の北米研修のほかにも、中3の修学旅行では6泊7日の海外ホームステイを実施しており、今年度はオーストラリアを訪問する予定です。「全員参加の海外研修を多く実施しているのは、生徒に一歩踏み出すきっかけをつくり、海外への関心や理解を深め、視野を広げてほしいという思いがあるからです。英語は入学後に基礎からしっかりと学び、コミュニケーション能力を養っていきますので心配ありません」と、渡辺先生は説明します。

中学の英語の授業は、週7時間のうち、ネイティブの教員が2時間を担当し、身近なテーマを通して英語特有の表現や文法を学んでいきます。また、中3の海外ホームステイに向けて、日本文化を紹介する方法や現地でのマナーについても授業で取り上げています。

ほかにも、中3の3学期には、希望者を対象としたニュージーランドでのターム留学があります。「生徒の関心も高く、1学年約200名の生徒のうち、毎年およそ30~50名が参加しています」(渡辺先生)。生徒たちはホームステイをしながら現地校で学び、約3か月間の生活を通して心身ともに大きく成長します。帰国後は、その経験を生かして高校へと進んでいきます。

  • 北米研修には高2生全員が参加。ホストファミリーとの対面式では、手作りのパネルで温かく歓迎してもらいました

    北米研修には高2生全員が参加。ホストファミリーとの対面式では、手作りのパネルで温かく歓迎してもらいました

  • アメリカ・カナダの高校生を日本に迎える「リターンビジット」を実施し、茶道・書道・箏曲など、日本文化を紹介しました

    アメリカ・カナダの高校生を日本に迎える「リターンビジット」を実施し、茶道・書道・箏曲など、日本文化を紹介しました

課題を見いだし、主体的に動く
グローバルリーダープログラムを実施

「グローバルリーダープログラム」では海外ツアーも実施され、韓国ではトッポギとキンパ作りを通じて、韓国の食文化を学びました

「グローバルリーダープログラム」では海外ツアーも実施され、韓国ではトッポギとキンパ作りを通じて、韓国の食文化を学びました

2020年からは、国際教育の一環として、中2~高2生を対象とした「グローバルリーダープログラム」(GLP)がスタートしました。「課題発見・解決力」「論理的思考力」「社会課題への意識」を柱に、プログラミングや最新のAI活用法など多彩な講座を提供し、グローバルリーダーの育成をめざしています。

今年度は、3Dプリンターを使った商品の企画・開発をはじめ、15講座が開講されます。いずれも同校オリジナルの内容で、毎年半数程度を刷新しながら、既存講座についても受講者の反応を踏まえて改良を重ねています。企業と連携して商品を開発する講座などもあり、社会的な視点を養えるのも特徴で、今後は多方面で活躍する卒業生を講師として招くことも考えているそうです。

また、大分県や福岡県、広島県でフィールドワークや研修を行う国内ツアーや、シンガポールや台湾、韓国で現地の学生と活動する海外ツアーなど、長期休暇を利用した研修プログラムも充実しています。「現地の学生や企業の方々と交流することで、視野を広げることができます。実際にツアーに参加した生徒からは、『自分のキャリアについて考えるきっかけになった』という声も寄せられています」と、渡辺先生は語ります。

国際教育や日々の授業に加え、学校行事やクラブ活動が盛んなことも同校の特徴です。学校最大の行事である山手祭(文化祭)は、例年1万人を超える来場者が訪れます。クラブ活動は15の運動部と16の文化部から選択でき、中学生の加入率は約9割にのぼります。各クラブは恵まれた環境のなかで活動しており、生徒たちは行事やクラブ活動を通じて、自己表現力や社会性、リーダーシップ、豊かな人間性を育んでいます。

こうした教育環境を背景に、大学進学実績も着実に伸びています。今春は、東京大学を含む国公立大学に117名、早慶上理に265名、MARCHに553名が合格しました(既卒生を含む)。国公立大学の合格者数も年々増加しています。

最後に渡辺先生は、「山手学院では、生徒たちがいつでもチャレンジできる環境を整え、成長の機会を多く設けています。自分の世界を広げたいお子さんに、ぜひ入学していただけたらと思います」と、受験生にメッセージを送りました。

Information

www.yamate-gakuin.ac.jp/examinee/j_setsumeikai/

※学校説明会などの情報は上記よりご確認ください。