受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

さっぴーの社会科見学へ行こう!

4 展示ホール
さっぴー

女の子 「見学の最後に、展示ホールもチェックしよう。ツアー受付の横にあるこのホールには、ANAや羽田空港に関する資料が詰まっているんだって」
男の子 「わぁ、ボーイング787の垂直尾翼だ。これは実物大の模型なの? ANAのロゴも入っているし、記念写真のバックにぴったりだな」
女の子 「展示も見応えあるね。ANAの歴史や整備について紹介するパネルに、飛行機の部品やフライトレコーダーの実物まであるよ。勉強になるなあ」
男の子 「飛行機のタイヤの減り具合を調べるなど、体験型の展示もあるぞ。このビジネスクラス用のシートは、実際に飛行機で使われているものか。さすがに座り心地がいいなあ」

ANAグループの歩み

 1952年設立の「日本ヘリコプター輸送」がANAの起源。最初はヘリコプターの会社だったけど、やがて飛行機事業にも参入し、1957年に現在の「全日本空輸」へと社名を変更したんだ。

整備部門 e.TEAM ANA

 「安全」を支える整備部門には、ANAグループの7社が所属。約4300人の社員が、スペシャリスト集団「e.TEAM ANA」として、誇りを持って毎日の仕事をしているんだよ。

整備作業

 整備といっても、その種類はさまざま。「ライン整備」「エンジン整備」「装備品整備」「ドック整備」などがあり、ここではそれぞれの作業内容について紹介しているよ。

整備士

 ANAグループのなかで、整備士の資格を持っている人は約2900人。彼らのキャリアは、ヘルメットの色でも見分けられるよ。新人は黄色、チーフは白地に緑など、4種類のヘルメットがあるので要チェック。

航空機の部品

 機体が軽いと、燃料も少なくできるため、「軽量化」は航空界の大きなテーマなんだ。最近は、軽くて丈夫な炭素繊維などが部品に使われていて、ここでは部品の一部が見られるよ。

ビジネスクラスシート体験

 ボーイング787-8に設置されている、ビジネスクラス用のシートを体験できるよ。シートはゆったりしていて、背もたれを完全に後ろに倒せばフルフラットにもできるんだ。

23年1月号 さっぴーの社会科見学へ行こう!:
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