長い受験生活を終えて、第一志望の麻布中に合格し、今ぼくが幸せな気分でいられるのには理由があります。
　一つ目は、とてつもない量のプリントを完璧にした志望校対策と、苦手分野の克服です。９月から配られる志望校対策プリントでは、算数・理科で間違えた問題を時間を空けながら４～５回復習しました。苦手分野（特に理科）は、その分野のテキスト（６年生の分）を引っ張り出して、確認問題で解いていないところを解き、わからないところは質問教室に行きました。おかげで、苦手分野は克服できました。
　二つ目は、サピックスの先生方や家族の協力です。何回質問してもわかりやすく答えてくださったサピックスの先生方、つらいときに励ましてくれた家族のみんな、ありがとうございました！
　三つ目は、自分なりの対策を教科別にまとめたノートを志望校ごとに作ったことです。本番前にこれを見たことで、かなり心強くなりました。
〈麻布志望の人へ〉

●国語…時間配分を意識して解けば大丈夫です。前半のほうにある物語の設定に関わる問題はわりと重要です。

●算数…１枚目を素早く解いて、残りに時間をかけるとよいと思います。冬期講習・正月特訓で配られる志望校対策プリントはとても役立ちました。

●社会…ＳＳ特訓などで配られる記述対策用のプリントを何回も復習して、慣れることで点数が取れるようになりました。

●理科…ぼくはどうこう言える立場ではないのですが、問題文中にあるヒントをしっかりと解答に生かせば得点できます。

　受験の日まで（受験の日も）学力は伸びます！ 最後まであきらめずに志望校をめざしてください。祈・合格！