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最新中学入試情報
進学校 ▶ 開成中学校
SSKA様は神様です
Y.Oくん
私は2月3日の開成中の合格発表のときに海城中の試験を受けており、すぐに合格発表を確認できなかった。試験が終わった後、母と一緒に発表を見た。結果は「合格」。その瞬間は何の感情も湧かなかったから不思議だ。
私は1年生のころからサピックスに通っていて、開成中が第一志望校だった。しかし、開成中を志望校として意識し始めたのは6年生のときだった。それまでは授業を受けてだらだらと復習する、自堕落といってもいいような状況だった。幸いだったのは、4年生から新型コロナウイルス感染症の流行で、両親がテレワークになったことだ。両親が家にいればサボることはできない。自然と勉強するしかない状況になっていた。
そんな私に転機が訪れたのは、6年生の最初の保護者個別面談がきっかけだった。担当の先生は私に「筑波大附駒場中を受けないか」と勧めた。思った以上に自分の成績を評価してくれていたことがうれしかった。だが、当時の私の勉強内容では到底かなうはずがなく、筑駒に向けて勉強をがんばることはなかった。
次の転機は、1回目の開成中の学校別サピックスオープンだった。合格可能性40%で、あと3点で合格点だった。悔しいと思いつつも、これが本番だったらと思うと怖かった。だが、それでも勉強をがんばらなかった。
最後の転機は、2回目の開成中の学校別サピックスオープンだった。合格可能性は20%だった。あぁ~。両親は落胆し、担当の先生に相談した結果、「模試は受けた瞬間の実力で合格・不合格かを判定するものであり、けっして本番の合否ではない」と励ましてくれた。これで、ようやく、勉強をやる気になった! 本番までには、SS特訓の復習や「コアプラス」をやった。何度も何度も。結果は開成中を含め、受験した学校にすべて合格。うれしかった。
ここで、開成の科目別アドバイス。国語は、意味のわからない問題は強引に対比を作ってみる。算数は、(1)は基本的に必ず取る。理科は、生物の知識を絶対落とさない。社会は、地理以外を落とすと命取り。地理で勝負だ。では、志望校に向けて、がんばれ!
2023年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡 |
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