受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2023年度中学受験  サピックス小学部第29期生/受験体験記

進学校 開成中学校

2年半のサピックス生活を終えて

N.Oくん

 兄が公立中学校から難関高校に入学したため、そこの高校の文化祭へ行くことも多くなり、中学受験してみたいという気持ちが強くなってきました。
 サピックスに入ったのは4年生の7月で、初めは解き方のわからない問題で苦労し、真ん中くらいのクラスにいました。5年生になり成績がだんだんと上がってきているものの、得意の算数以外では、社会と国語は少し苦手で、試験ではできたりできなかったり、理科は平均より上ではあったものの飛び抜けて良いわけではなく、ずっと偏差値60前後でした。
 6年生になり、土曜志望校別特訓が始まってからは、簡単な問題でのミスが減り、だんだんと偏差値が上がっていきました。さらに、SS特訓が始まってからは、算数と理科では、応用的な問題の解き方や新しい問題の解き方などを学んで、すべての科目でより多くの問題を解くことになったため、算数がずば抜けてできるようになり、理科や国語なども偏差値が上がってきました。過去問では、初めのほうは点数が合格点に届くことはなかったのですが、数をこなしていくうちに、だんだんポイントがつかめてきて、合格点に届くことも出てきました。冬期講習が始まってからは、志望校の毎年出てくる分野を、10年分復習したり、あまりやっていなかった学校の過去問を父と競ったりしていました(当然、ぼくが勝ちました)。
 実際の受験のときは、合格できるか不安でしたが、1月入試で受験した2校とも合格したため自信がついていたし、また先生たちの入試応援動画がおもしろくて緊張をほぐしてくれたため、良い状態で2月1日の受験に望むことができました。
 最後に、2年半を支えてくれた先生方と家族に心から感謝します。ありがとうございました。

 前の体験記 | 男子校目次に戻る | 次の体験記 

2023年度中学入試 
親子で歩んだ
受験の軌跡
男子校女子校共学校

ページトップ このページTopへ