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最新中学入試情報
進学校 ▶ 慶應義塾普通部
逆転! サヨナラ満塁ホームラン!!
S.Yくん
2月2日、ぼくは午後の受験が終わった後、両親と一緒に慶應普通部の合格発表を掲示板で見ました。ぼくの番号を見つけたときは、声にならないほどの喜びを覚えました。
ぼくは3年生の9月からサピックスに入りました。4年生のときは偏差値55前後だったのですが、5年生で少しずつ悪くなっていってしまい、5年生の12月に、2年生からしていた大好きな野球を仲間よりも1年早く引退することを決意しました。それでもなかなか成績は伸びず、6年生4月のマンスリーテストでは過去最低の偏差値を取ってしまいました。また、第1回合格力判定サピックスオープンでは慶應普通部の合格可能性が30%と絶望的で、何度も志望校を変えようと思いました。それでもやり続ける支えとなったのは、野球で学んだ「あきらめないことの大切さ」でした。そして、苦手だった算数をできるだけ多く解くことや、取れる問題はケアレスミスをしないようにするなどの努力を重ねていたら、最終的には合格可能性を70%にまで上げられました。
そして臨んだ入試当日。「今までやってきたことをやり切れば大丈夫」と心のなかで唱えていたことや、1月校を2校受けていたことから、あまり緊張しませんでした。そして試験時間はどんどん進んでいき、気づいたときにはもう終わっていました。
ぼくの受験生活を振り返ってみたときの感想はただ一つ、「楽しかった」です。サピックスの先生方のおもしろい授業、できなかった問題が努力してできるようになったときの達成感、同じ学校をめざす仲間たちとの交流、本当に「楽しかった」です。
こんなぼくに合格という結果をくださったサピックスの先生方、本当にありがとうございました。そして、後輩の皆さんもサピックスを信じて勉強をがんばってください。
祈・合格!!
2023年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡 |
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